プロ仕様のタフさがヤバい! 移動中に超絶クールなヘッドセット爆誕

プロ仕様のタフさがヤバい! 移動中に超絶クールなヘッドセット爆誕

 コロナ騒動も次のステージを迎えた感がある。高速バス路線も正常に戻りつつあり、旅行や出張も以前ほどではないにしろ、機会は増えているのではないだろうか。それでもオンラインミーティングやリモートワークは残り、ひざを突き合わせる会議とオンラインとのハイブリッドが日常になっている。今回はリモートワーク目的のエンタープライズ製品を使い倒してみたのでレビューする。

文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)

【画像ギャラリー】エンタープライズ製品をエアロクイーン・500系・285系で試す!(7枚)画像ギャラリー

エンタープライズ製品とは?

 今回使用したのはJabraのエンタープライズ製品のうち、ヘッドセットと会議用WEBカメラだ。エンタープライズ製品とは要するに業務用なので、民生品とは造りが違う。民生品よりも頑丈に作られており、少々のことでは壊れたりしない。業務用にはどんな場合にも確実に仕事をこなすことが求められるからだ。

 よって基本的には企業で購入して業務用に個人に支給する形態がほとんどであろうが、同社のエンタープライズ製品は個人でも購入できるので、使用スタイルに合えば業務用の選択もアリだ。

 ただし業務用は値段が高いので、使い倒さなければ個人で購入するには敷居が高い。そのための参考になればということでレビューする。

 ワイヤレスヘッドセット「Evolve2 75」は、マイクを伸ばせばヘッドセットになり、オンライン会議に使用できるがマイク軸を閉じれば見た目はヘッドフォンだ。そして業務用らしく両耳のドライバー部分をつなぐ軸は金属製だ。少々落としても、ぶつけても折れることはない。

Jabra「Evolve2 75」と「PanaCast 20」
Jabra「Evolve2 75」と「PanaCast 20」

 電源はUSB-Cケーブルの他に専用の置台も充電器になっているので、どちらでも充電は可能。置台も金属製で重い。これはヘッドセットを乗せた時に確実に電気接点が接続されるように重量バランスを考えてのことだ。また業務用PCにはBluetoothが付いていない機種もある。

 そのためキャリングケースにはBluetooth機能が追加できるUSBトグルが付属していて専用ポケットに入っている。そして万が一、Bluetoothでの接続状況が悪く会議が続行できない場合に備えて、給電用のUSBケーブルをPCに接続すれば有線ヘッドセットとして使用できるのが業務用たるゆえんだ。

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