ありがとうKANSAI!! 稀代の日本人デザイナーとのコラボで生まれたスズキ車たち


■Kei up to you KANSAI(2001年)

Keiの特別仕様車「Kei up to you KANSAI」は2001年11月、Keiの一部改良に合わせて設定された

 第2弾も軽自動車が選ばれ、個性派デザインの「Kei」の特別仕様車「Kei up to you KANSAI」が2001年11月14日、Keiの一部改良に合わせて設定された。

 おとなしいイメージの強いKeiを当時人気のあったアメリカンカスタム調に仕立てたもので、フルカラードの大型アンダーグリル付きフロントバンパー、ビレッドグリル、アルミホイール、クリアテールランプ、サイドスカートを専用品として装着。

 たった5点の外観パーツの変更だけで、立派なカスタムカーへと変貌させていた。ボディカラーは、キャッツアイブルーメタリック、パールホワイト、バニラベージュの3色から選択可能であった。

本革巻きのステアリングとATシフトレバー。ステアリングはブラックとブルーのコンビ仕様となり、デニム調のシートとドアトリムとのコーディネートが行われていた

 インテリアは、デニム調ブルーのシートとドアトリムが特徴で、本革巻きのステアリングとATシフトレバーが奢られた。ステアリングは、ブラックとブルーのコンビ仕様となり、シートとのコーディネートが行われていた。

 タコメーターも与えることで上級感も演出。当時、新開発のマイルドターボ仕様のMターボエンジンと4速ATを組み合わせた仕様で、価格は109.8万円(FF車)と121.5万円(4WD車)であった。

■エスクード/グランドエスクードKANSAI(2002年)

第3弾かつ最後のKANSAIモデルとなったSUVの2代目「エスクード」に設定された特別仕様車「KANSAI」

 第3弾かつ最後のKANSAIモデルとなったのが、SUVの2代目「エスクード」シリーズに設定された特別仕様車「KANSAI」だ。KANSAIシリーズの中では、車格を考慮し、最もシックなコーディネートかつ高級感も意識したものに仕上げられている。

 ベースは、5人乗りの2.0L直列4気筒DOHCエンジン搭載の「エスクード 5ドア2.0」と7人乗りの2.7LV6DOHCエンジン搭載の「グランドエスクード・ベースグレード」の2タイプを設定。

エクステリアは控えめで、装飾は限定的だ。オプションとして用意された存在感タップリのKANSAIロゴ入りのスペアタイヤボックス

 エクステリアは控えめな仕様で、装飾は限定的。ボディ同色のルーフレールやフロントグリルなどで一体感を演出。オプションとなるが、KANSAIロゴ入りのスペアタイヤボックスを用意。グランドエスクードだけの特別アイテムとして、KANSAIマーク付きアルミホイールセンターキャップが与えられている。

 ボディカラーは、ボディラインの美しさを強調する拘りの専用色「ブルーイッシュブラックパール」をはじめ、「パールホワイト2/シルキーシルバーメタリック」の2トーン仕様、「シルバーシルキーメタリック」のモノトーンの計3色を用意した。

寛斎氏デザインの専用シート表皮とドアトリムクロス。ステアリングやATシフトノブはもちろん、インパネやセンターコンソール、さらにフロアマットにも専用品が装着されている

 インテリアのコーディネートには、寛斎氏がデザインした専用シート表皮とドアトリムクロスを採用。エスクードは、ライトブラウンとグレーのコンビシートとブラウンの上質なファブリック仕様で、上級車のグランドエスクードには、同じ組み合わせの本革シートが奢られた。

 上質さを演出するアイテムとして、ステアリングやATシフトノブ及びトランスファレバーを本革巻き仕様とし、色もシートと同色をコーディネート。さらにインパネやセンターコンソールなどには木目調パネルを使用した。

 またフロアマットも専用品が標準装着されている。価格は、「エスクード5ドア2.0 KANSAI」が197.8万円。「グランドエスクードKANSAI」が、247.8万円であった。

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