■スズキ車に新たな価値を提案した
寛斎氏とスズキのコラボレーションは、3台のみとなってしまったが、クロカン四駆を中心にスズキの質実剛健な実用車を、個性的かつ洒落た雰囲気にしたてたのは、さすがKANSAIと、称賛の声を送りたくなる。
特に、ジムニーKANSAIは、その特色を活かしながらも、カッコ良さ重視のカスタムに洒落っ気を加えた見事な一台であった。
今のスズキ車は、ハスラーやジムニーに代表されるように、遊び心や洒落っ気など従来とは異なる価値を備えるようになった。もし寛斎氏が新型車をプロデュースしたら、どんなスズキ車が生まれたのだろうか。
歴代コラボモデルを振り返ると、そんな思いに駆られてしまう。今はただ、そのご冥福を祈りたい。ありがとうKANSAI!
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