■日本では3代目を最後に絶版
マキシマは1988年登場の3代目モデルで、ブルーバードとは関係のない本格的な3ナンバー車に移行。
3代目マキシマは1990年に登場し、本格的3ナンバー車の割にリーズナブルという理由で大ヒットした三菱 ディアマンテの初代モデルとそれほど変わらない成り立ちだった。
しかし、華美なところがないなど全体的に地味だったことと、この種のクルマのボリュームゾーンだった2.5Lが最後まで設定されず3Lのみだったのが原因だったのか、いいクルマだったのに日本では成功しなかった。
日本では3代目モデルが最後のマキシマとなるのだが、その際にFF化され1994年に2代目モデルとなったセフィーロがマキシマの後継車に。
それ以降マキシマは北米ではアルティマの上級車という現在の位置付けになり、フルモデルチェンジを行いながら現在に至る。
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スポーツセダンという魅力はあるにせよ、マキシマが日本に導入される可能性はセダン需要の低迷もあり非常に低い。
しかし、元レーシングドライバーで現在は日本のレース業界でチームを率いる星野一義氏が主宰するガレージインパルで、マキシマを含めた北米で販売される日産車を扱っているので、興味ある人はアポイントを取るといいだろう。
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