クラスを超えた乗り心地!! VIPカー顔負けの快適性を持つ意外な実力車 4選

VIPなクルマだけじゃない! 「チョ~気持ちイイ」と叫びたくなる快適な国産車4選

 ひと昔前だったら“乗り心地が良いクルマ=高級セダン”の公式が成立していたかもしれないが、イマドキのクルマは高級セダンから軽自動車に至るまで静粛性や快適性といった居住性に対してもしっかりと配慮がなされていることは周知のとおり。

 乗り心地が良くて当たり前なVIPなクルマたちはさておき、ここでは単に“乗り心地が良い”というひと言だけでは片付けることができないほどの涙ぐましい大小さまざまな対策を講じることで「チョ~気持ちイイ」と叫びたくなる居住快適性を手に入れた大衆的な国産車をご紹介。

文/FK、写真/スズキ、トヨタ、日産、マツダ

乗り心地優先で選ぶならこの4台!! ……な実力車を画像でじっくりチェック!!


10代目のカムリは世界戦略の柱たる上質な乗り味も大きなアドバンテージ

VIPなクルマだけじゃない! 「チョ~気持ちイイ」と叫びたくなる快適な国産車4選
フルモデルチェンジによりリフトアップされて精悍度が増したフロントマスク。洗練されたスタイリングも魅力だ

 TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)に基づくエンジン&プラットフォームの一新を受けて2017年7月に登場した10代目カムリ。

 米国では2002年から15年連続で乗用車販売台数No.1を獲得するなど世界中で高い評価を受けているカムリだが、その現行モデルは磨き抜かれた美しいスタイリング、意のままの走り、クラストップレベルの燃費性能だけでなく、上質な乗り味もストロングポイントのひとつになっている。

 上質な乗り味を実現するべく、足回りにはフロントに路面からの前後・上下の入力に対してしなやかに動いて衝撃を吸収するマクファーソンストラット式を、リアにはアーム類の最適配置によって安定性と応答性を高めたダブルウィッシュボーン式の新開発サスペンションを採用。また、重量物であるパワーユニットや乗員を低く配置することで重心高を下げて横揺れの抑制も図られている。

 さらには、高い操縦安定性を生み出す軽量・高剛性ボディ、振動や静粛性に対応するべく最適配置された液体封入式のエンジンマウント、エンジン音やロードノイズの侵入を抑制するピラー内部の発泡材、キャビン内で気になる高いトーンの風切り音を低減するドアミラーのボルテックジェネレーターなど、枚挙に暇がないほどの大小さまざまな対策によって、トヨタの世界戦略モデルの柱たる乗り味を実現。

 2018年8月に新設定されたスポーティグレードのWSではショックアブソーバーのロッドガイドブッシュ、ピストンバンド、オイルを専用開発することでカーペットライドと例えられる優れた乗り心地をキープしつつ、ライントレース性を向上させる大きな進化も果たしている。

コンパクトカー随一の上質さが際立つノート オーラ

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プレミアムコンパクトの名にふさわしい内外装、走りで登場からすぐに爆売れ状態。e-POWERは最上級の加速フィールを与えてくれる

 販売開始から約3週間で受注台数が1万台を突破したノート オーラも上質さにこだわったモデルの代表格。

 その象徴と言えるのがシートとサウンドシステムで、疲労が軽減するように設計された無重力を意味するゼログラビティシートを全席で採用。ヘッドレストスピーカー・ワイドレンジドアスピーカー・ツイーターの8スピーカーに最先端のDSP内蔵アンプを組み合わせた独自のアドバンスド シグナル プロセッシング テクノロジーによる広がりあるプレミアムな音響を体験できるBOSEパーソナルプラスサウンドシステム(メーカーオプション)も本質的な上質さを提供。

 優れた静粛性を実現した第2世代e-POWER、ルーフ・ドア・フロントドアのガラスに施した遮音対策による高い静粛性、表面に微細な凹凸加工を施した高級感ある木目調フィニッシャーやツイード調織物を採用した仕立ての良い内装との相乗効果も高く、室内は快適この上ないプライベート空間が広がる。

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