ヤリス クロス(車両本体価格:179万8000円~281万5000円)
ヤリスシリーズの“軽快な走り”、“先進の安全・安心技術”、“低燃費”は継承しながらも、オーナーの個性やライフスタイルを際立たせる都市型SUVとして人気を集めるヤリス クロス。洗練さと力強さが際立つプロポーションやユーティリティ性に優れたゆとりの荷室空間もさることながら、SUVならではの骨太な一面をもち合わせていることもヤリス クロスの魅力だ。
その一例が走破性の高さであり、路面状況に応じた走行支援を3つのモードから選択可能なマルチテレインセレクトをはじめ、スタックからの脱出をサポートするTRAILモード、雪道など滑りやすい路面でのスムーズな発進をサポートするSNOWモードを搭載(一部グレードは除く)。
また、ガソリン4WD車と電気式4WDシステムを採用するハイブリッド車は降坂時の車速を一定の低車速に保つことで安定走行を行うダウンヒルアシストコントロールも装備する。オフロードや滑りやすい路面をものともしない高い走破性を発揮するトヨタコンパクトSUV初採用の先進技術の数々は何とも頼もしい限りだ。
シャトル(車両本体価格:180万8400円~277万2000円)
5ナンバーサイズの扱いやすさに存在感溢れるスタイリッシュなフォルムと上質な走りを融合したコンパクトステーションワゴンとして、2015年5月に登場したシャトル。
その最たる特徴は5ナンバーサイズの枠を超えた、広くて使いやすいパッケージングにある。
それもそのはず、5名乗車時の荷室容量はクラス最大の570リッターを確保し、後席を倒した2名乗車時は荷室長が最大184cmとなり、荷室容量が最大1141リッターまで拡大する広々とした室内空間を実現しているのだ。
2017年9月には先進の安全運転支援システムであるHonda SENSINGが全タイプに標準装備となり、2019年5月のマイナーチェンジでは上質感を追求した内外装デザインの刷新、防音材の見直しによる静粛性向上、Honda SENSINGの機能追加などを行って商品力はさらにアップ。
一時は隆盛を極めながら最近はやや影の薄さが否めないステーションワゴンだが、シャトルの200万円を切る車両本体価格と充実の装備を考えると、いま絶大な人気を誇るコンパクトSUVの対抗馬に十分なり得ると思わない?
インプレッサ(車両本体価格:200万2000円~292万6000円)
2016年10月に発表された第5世代インプレッサはスバルの次世代プラットフォームであるSUBARU GLOBAL PLATFORMや、国産初となる歩行者保護エアバッグなどの新技術導入に加えて手頃な価格も高く評価され、スバルとしては2003年のレガシィ以来、13年ぶり2度目のカー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
5ドアハッチバックスタイルのSPORTと4ドアセダンスタイルのG4という2つのボディタイプを設定するインプレッサはSPORTで6つ、G4で4つのグレードを展開するが、注目すべきは2019年10月に行われた大幅改良によってレヴォーグ、WRX S4、フォレスターに採用されていたドライバーの運転負荷を軽減するアイサイト・ツーリングアシストを全車で標準装備としたことだ。
また、先進テクノロジーによる予防安全性能に磨きをかけただけにとどまらず、SUBARU GLOBAL PLATFORMの強みを引き出すべくサスペンションの改良で優れた乗り心地とハンドリング性能の良さを高い次元で両立。躍動感溢れるエクステリアと相まって、走りの楽しさも提供してくれる。
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