取り回し抜群のクロスオーバーSUV「スズキ クロスビー」
クロスオーバーSUVに乗りたいなら、スズキ クロスビーがお薦め。小回りが利くという点が最大の推しポイントだ。リッターカークラスではトップの4.7mの最小回転半径で、見た目よりもずっと取り回しが良い。
運転席の位置も高めで同クラスの車種よりもアイポイントが高く、さらにボンネット部分も短いため、前方の見切りが非常に良いこともお薦めの理由だ。
悪路走破性にも優れているため、悪コンディション下での運転も安定して走ることができるのも嬉しい。
2020年10月の一部仕様変更では、予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」に加えて安全装備を充実。全車速追従機能付のアダプティブクルーズコントロールなど、運転の不安を軽減してくれる安全装備が標準装備に、全方位モニター用カメラパッケージもメーカーオプション設定された。
取り回し良し、見切り良し、運転サポート良し! 「ダイハツ タント」
最小回転半径4.4mと、軽自動車のなかでも最小。取り回しの点ではダントツだ。カスタムRSは4.7mとなるが、それでも十分な数値だ。
フロントガラスが大きく、さらにAピラー部分に設けられた長方形の窓も大きめで視界も良好。サイドの視認性は非常に高い。ボンネットも短く、前方の見切りの良さも抜群だ。後方の面積も大きいので、後方の視認性が高い。
また、事故の原因となる視線移動を最小限に留めるドライビングポジションを実現するため、メーター位置やステアリングなどのレイアウトにも工夫が施されている。
衝突事故を防止する予防安全装備「次世代スマートアシスト」も標準装備(ベースグレードLを除く)されているため、安心感も抜群だ。
軽自動車感覚で乗れてしまうコンパクトカー「トヨタ パッソ」
最近すっかり影が薄くなってしまった感のあるパッソだが、取り回しも良く、視界も良好と、運転しやすいコンパクトカーとしては超優等生と言える。
最小回転半径は4.6mと、5ナンバー車のなかではかなり小さい値だ。また、ノーズ部分が長めのコンパクトカーが増えているなか、パッソはノーズが短いため前方の見切りが良いことも特長だ。運転した感覚はコンパクトカーと言うより軽自動車。細い道でのすれ違いや、車庫入れもストレスなく行うことができる。
Aピラーも同クラスのクルマと比較すると細めで広い視界を確保できる。
2010年2月フルモデルチェンジ~2016年4月フルモデルチェンジ前までのパッソには、踏み間違い加速抑制システムを後付けで取り付けも可能。すでにパッソに乗っている人も安全性強化が図れるところも嬉しいポイントだ。また、2021年4月の改良では、全グレードに衝突回避支援システム「スマートアシストIII」が標準装備となったことも心強い!
3ナンバーでも運転しやすい! 「トヨタ ノア/ヴォクシー」
ミニバンの選択の幅を広げたいなら3ナンバー車を除外することは難しい状況となっている。ということで、3ナンバー車のミニバンなら、先日フルモデルチェンジしたばかりのノアまたはヴォクシーを。大きな違いはフロントマスクをはじめとしたエクステリアデザイン。ボディサイズや安全装備などはほぼ同じだ。
いずれもAピラーが細く、三角窓も大きく、視界がかなり広いことがお薦めしたい理由のひとつ。リアに関してもウィンドウの面積が大きいため、後方視界もきわめて良好。開放感があり、全方向が見渡せる感が安心感を高めてくれる。
最小回転半径は5.5m。小回りが利く、利かないの境目が5.5mと言われているため、微妙なところだが、3ナンバーのミニバンは5.5m以上のものが多いため、同クラスのミニバンのなかでは取り回しは決して悪いほうではないだろう。
また、ヴォクシー/ノアから標準装備となる最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」には、トヨタ初搭載となる、飛び出しなどのリスクの先読みを行う「プロアクティブドライビングアシスト」といった先進機能が満載。それらプラスして、パノラミックビューモニター、パーキングサポートブレーキなども装備すれば、3ナンバー車初心者でも安心して運転できるはずだ。
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