ついに発表となった日産/三菱による軽のバッテリーEV「サクラ」/「eKクロスEV」。発売開始は今夏の予定だ。
軽自動車といえば、発進時の加速がもたつきがちで、特にNAエンジン車は、普通自動車と比べると雲泥の差。パワー不足を補うためにターボエンジン車が用意されてはいるが、それでも軽自動車に普段感じているネガティブな部分を消したとは言い切れない。
しかし、バッテリーEV(以下BEV)である、サクラ/eKクロスEVの加速の力強さは、軽自動車のレベルではなく、もはや上級コンパクトカー並み。軽自動車のネガな部分が、一気に解消されていた。
日産副社長の星野朝子氏が「軽のゲームチェンジャー」とした、今回のサクラ/eKクロスEV。「軽であって軽でない」その凄さを詳細にお伝えしよう。
文/吉川賢一
写真/佐藤正勝
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