■フレームやサスペンションも強化してまさに無敵に
足回りは、V12エンジンのポテンシャルを活かすべく、大胆な強化が施された。14インチものストロークを誇るエアサスペンションシステムを採用し、前後のアクスルにはARBエアロッカー、RCVクロモリシャフト、ユーコン4.88ギアを組み込んだ。
38.5インチという巨大なマキシストレパドールタイヤの採用は、このマシンのオフロード指向を如実に物語っている。
ボディは“全バラ”されフレーム補強、2ドア化による軽量化、オーバーハング短縮によるアプローチ/デパーチャーアングルの改善など、オフロード性能の向上に主眼を置いた改造が施されている。
フロント/リアバンパーやリアのキャリアセクションには、軽量かつ高強度なクロモリチューブが採用された。マレーシアという地は、実は壮大な4WDの実験場でもある。
ゾウやトラが生息する原生林から、山岳地帯まで、あらゆる地形が存在するのだ。その過酷なフィールドで鍛え上げられた技術の結晶が、このV12ランドクルーザーなのであろう。
現在、このユニークなマシンは7万ドルで販売中だ。USJ 4×4ガレージいわく、製作費を大きく下回る価格だそうな。
【画像ギャラリー】うわ、ホントにV12積んでるやん!! ランクル60襲撃の姿を写真でどうぞ!!!!(4枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方すごいなぁ。こういう全面的なモディファイはわくわくします。