券面に免許の有効期限の記載がないことはデメリット
このほか、保険証もマイナ保険証とすることで、マイナンバーカード一枚もっていれば保険証と免許証両方の役割をはたしてくれるというのもメリット。一枚にまとめられていることに不安を感じている人は多いと思いますが、厚生労働省によると、万が一マイナンバーカードを紛失し、拾得した者にマイナンバーを知られてしまったとしても、個人情報を調べることはできない仕組みとなっており(不正アクセスに関して、第三者機関が監視・監督している)、顔写真付きなので身分証明書として悪用することも困難とのこと。
このように、メリットが多いマイナ免許証ですが、券面に免許証の有効期限の記載がないことで、さっと有効期限を確認することができず、失効となってしまうリスクがあることはデメリット(もちろん、マイナンバーカードとマイナ免許証との有効期限は異なります)。(マイナ免許証の)有効期限は、マイナポータルにログインするか「マイナ免許証読み取りアプリ」を利用することで、有効期間や免許種別などを確認することはできるようですが、さっと確認できないことで、失効となってしまわないよう、注意が必要です。
◆ ◆ ◆
新しい制度が導入されることで、漠然と不安に思っている人は少なくないと思いますが、不便になることはありません。警察庁によると、マイナ免許証の開始は2025年3月24日からで、マイナンバーカードと運転免許証の一体化については、予約制が導入されるとのこと。詳細については、警視庁ホームページでお知らせする、とのことなので、気になる方はチェックしてみてください。
【画像ギャラリー】どうなる? どうする? 免許証とマイナカード一体化のメリットデメリット(8枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方