■ホンダ N-ONE
●レトロ感覚を上手にちりばめた軽の斬新モデル。こんなの待ってました!
今までの軽モデルよりプレミアム感を強く打ち出し、所有する楽しさ、ドレスアップする楽しさを全身で表現している。50年前に大ヒットしたN360をモチーフに、レトロ感覚を上手にちりばめたのがユーザーの心に響いてヒット。すき間を巧みについているといえそうだ。2トーンのルーフカラーを設定しているのもおしゃれだ。
すき間商品の王道を行きつつもトータル性能は高い。キャビンは不満のない広さを確保し、走りのポテンシャルもライバル以上の高いレベルだ。エマージェンシーストップシグナルや横滑り防止装置を標準装備するなど、安全装備も軽自動車の域を超えている。登場後1年でも堅調に売れるのもわかる。
●すき間グルマ度:85(現代に甦るレトロさがいい)
【画像ギャラリー】目の付けどころがいーじゃないかッ!!! フリード&シエンタ、フォレスター、ジューク、スイスポ……「スキマグルマ」を讃えん(15枚)画像ギャラリー■ダイハツ ミラココア&スズキ アルトラパンショコラ
●販売台数は出なくてもメーカーサイドにとっては必要不可欠な癒し系軽モデル
女性ユーザーが多い軽のなかでも、さらにすき間を狙った派生車種も取り上げたい。例えばミラココアやアルトラパンショコラ。量産の売れっ子モデルをベースに、乙女ムードやゆるキャラ調、レトロテイストのデザインを採用し、ホッとする癒し系の軽モデルに仕立てている。
ドレスアップしてほかのオーナーと差別化を図るのも楽しい。女性が待ち望むこのようなモデルはデザインだけでも勝負でき、思わぬヒットになることも。メーカーによれば、このような癒し系キャラは絶対に必要なすき間モデルなのだそうだ。
●すき間グルマ度:82(ほぼ女性限定モデル)
【画像ギャラリー】目の付けどころがいーじゃないかッ!!! フリード&シエンタ、フォレスター、ジューク、スイスポ……「スキマグルマ」を讃えん(15枚)画像ギャラリー■三菱 ギャランフォルティスラリーアート
●すき間をうまくついたランエボの弟分キャラ
フォルティスは正直、ちょっと地味な存在。が、このクルマのイメージアップに大きく貢献しているのが、ランエボの弟分的なキャラを与えられたラリーアート。走りはギャランフォルティス以上ランエボ未満だが、運転すると楽しい一台。このグレードがあるからギャランのスポーティイメージが今も語り継がれている。
●すき間グルマ度:75(欠かせないグレードだ)
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……以上、少し見渡しただけでも拍手を贈りたいすき間グルマは多い。最後は“すき間から王道”を切り拓いた名車たちを!
【画像ギャラリー】目の付けどころがいーじゃないかッ!!! フリード&シエンタ、フォレスター、ジューク、スイスポ……「スキマグルマ」を讃えん(15枚)画像ギャラリー■スバル レヴォーグ
●「本命」になりそうなすき間ワゴンがもうすぐモーターショーでお披露目!
東京モーターショーでベールを脱ぐ、スバルの新星がレヴォーグだ。これは大きくなりすぎて見放されたレガシィツーリングワゴンと荷室がいま一歩の広さにとどまるインプレッサのすき間を埋めるために開発され、来年の春に送り出されるジャストサイズのワゴンである。ベースとなっているのはインプレッサだが、ラゲッジルームはそれよりかなり広いのも特徴。
パワーユニットやサスペンションなどのメカニズムも魅力的で、1.6Lと2LのDIT搭載なので走りも楽しみだ。このサイズの本格的ワゴンは多くの人が待ち望んでいるはず。すき間から本命になりそうなワゴンである。
●すき間グルマ度:81(「本命」の予感なので点数低め)
【画像ギャラリー】目の付けどころがいーじゃないかッ!!! フリード&シエンタ、フォレスター、ジューク、スイスポ……「スキマグルマ」を讃えん(15枚)画像ギャラリー
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