■スズキ スイフトスポーツ
●絶滅危惧種のヤンチャなコンパクトハッチ!
欧州には“ボーイズレーサー”と呼ばれるヤンチャなコンパクトハッチが数多く存在する。が、日本じゃ絶滅危惧種になるほど少なくなってしまった。そんななかスズキはスイフトにスポーティグレードを設定する。
先代のスイフトは欧州車のように切れ味鋭い走りを身につけ、評判に。これをベースに走りのポテンシャルを高めたのがスイフトスポーツだ。その2代目は、さらに気持ちのいいハンドリングマシンへと成長。月に平均600台の販売はあっぱれだ。弟分のスイフトRSも加わり、走りのコンパクトカーの座は不動のもの。まさに、すき間グルマ。
●すき間グルマ度:72(走りのコンパクトは不動だ)
【画像ギャラリー】目の付けどころがいーじゃないかッ!!! フリード&シエンタ、フォレスター、ジューク、スイスポ……「スキマグルマ」を讃えん(15枚)画像ギャラリー■スバル XVハイブリッド
●いろんな顔を持つ、SUV唯一のハイブリッドカー
ハッチバックボディにラギッド感(無骨で丈夫)あふれる演出を施した都会派のぶりっ子グラベルカーだ。
クロスオーバー的なルックスだが、性格はセダン寄りでオンロードの走りも得意。こんなふうにユーザーを“惑わせる部分”がすき間グルマ的だが、ただのなんちゃって4WDでない。オフロードや雪道を走らせても速いし安定感がある。結果、幅広い層のユーザーを取り込める懐の深さがあるクルマと評価され、まさにすき間をついたクルマといえる。
また新たに加わったXVハイブリッドも大ブレイク。SUV唯一のハイブリッドで、低回転域のトルク感とパンチ力はXVを大きく凌ぐ。燃費は正直ちょっとよくなった程度でご愛敬だが(笑)、プレミアム感は大幅にアップ。
●すき間グルマ度:82(多彩な顔を持つクルマ)
【画像ギャラリー】目の付けどころがいーじゃないかッ!!! フリード&シエンタ、フォレスター、ジューク、スイスポ……「スキマグルマ」を讃えん(15枚)画像ギャラリー■スバル フォレスター
●その気になれば山岳路でスポーティカーを追い回せる“すき間”なSUV
スポーツワゴンとSUVのキャラクターを合体させた異色のクロスオーバーSUVだ。ありそうでなかったすき間グルマで、インプレッサとは兄弟関係にある。最大の魅力はシビレル走り。悪路や雪道だけでなく高速道路とワインディングロードでも俊敏な走りを見せる。その気になれば山岳路でスポーティカーを追い回すこともたやすい。こんなクルマ、ほかにはない。
クロスオーバーSUVのなかでは数少ないターボ車を設定した点も見逃せない。現行モデルはレガシィの直噴ターボそのものだから、甘く見ると痛い目に遭いますぞ。
●すき間グルマ度:80(どこでも俊敏に走れる)
【画像ギャラリー】目の付けどころがいーじゃないかッ!!! フリード&シエンタ、フォレスター、ジューク、スイスポ……「スキマグルマ」を讃えん(15枚)画像ギャラリー■ホンダ N-BOX+
●ホンダらしい遊びと気の利いた軽自動車はすき間の魅力が満載
圧倒的な広さを誇るスーパーハイトワゴンのN-BOXをベースに、ラゲッジルームのフロアを工夫してアレンジ機能を高めたのがN-BOX+。すき間グルマの典型で、かゆいところにも手が届く、使い勝手のいいマルチパーパスカーに仕立てている。
マルチボードは耐荷重200㎏で、これにエンドボードを組み合わせればいろいろな使い方が可能だ。車中泊も快適だし、車椅子も難なく積める。買った後、車椅子仕様にできるのも高評価ポイント。ホンダらしい遊びと気の利いた軽。他社にはできないモデルかもしれない。
●すき間グルマ度:88(発想力に脱帽です)
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