コンパクトなボディながら小川直也を余裕で包み込むホンダ フリード
フリードは5ナンバーサイズの全幅で、全長も4300mmほどでとてもコンパクト。見た目、最初は俺に挑戦か? と思って乗り込んでみると、2列目、3列目ともに工夫されていて、オレの体格でも充分実用的なのでビックリ! これはアッパレだ!
特に3列目は2列目シート下に俺の大きな靴先がすっぽり収まるので窮屈感がない! さらに頭の上にも余裕があって、これなら長時間座っていられる。
オレが3列目に座っても2列目に大人が余裕で座れるスペースが作れる、この小さな車体でよくやってるな。合体技を見事に決められた感じてKOされた気分だぜ!
フリードe:HEVはセレナほどではなく、高速は少し厳しいところはあるけど、街中では充分力強く走るぞ!
●ホンダ フリード 小川直也の採点……居住性:85点 走り:80点
5ナンバーサイズの車体ということを考えると、よく工夫した室内空間だよな。スライドドアからの3列目のアクセスはすごくいいね! 2列目が左右独立なのでウォークスルーでスッと3列目に座れる。
2列目の下に靴先が入るので、全長が4310mmと短いのに3列目の足元は狭くない。この状態で2列目にはコブシ1つ分の余裕。走りはスムーズだ。
・渡辺陽一郎の2列目シートチェック……膝先空間は握りコブシ1つ弱。1列目の下に足が収まりにくい欠点もあり、広々感も乏しいが、座面は柔軟で意外に快適だ。
【画像ギャラリー】あの小川直也氏がおなじみ渡辺陽一郎氏と「OW砲」結成!? 夢の強力タッグが最新3列シート車を容赦なく刈る!!(24枚)画像ギャラリー小川直也も納得の王者・トヨタ アルファード
アルファードは何を取っても文句なし。まずは2列目が凄過ぎだな。超超超豪華!! オレの体格でも横幅に余裕があってゆったりくつろげる。マッサージ機能も進化してるぜ。
3列目も余裕たっぷり。足元にも余裕があるし、シートのクッションも厚みがあって座り心地がいい。オレが座って膝前にコブシ1つ分の余裕を取っても、2列目乗員の膝前にはコブシ4つ分のスペースがあるからあと10cm以上2列目を前に出せる。大型ミニバンの余裕だぜ!
アルファードを運転すると、車体の大きさを感じさせない軽快感が意外だった。前モデルに比べてものすごく軽やかに走るし、とても乗りやすい。
高額にもかかわらず注文殺到で買えないくらいに人気があるのはこれに乗るとよくわかるぜ。間違いなく世界でもトップだ! しばらくは不動のチャンピオンだな。
●トヨタ アルファード 小川直也の採点……居住性:100点 走り:80点
2列目の渡辺さんは膝前にコブシ4つ分のスペースなのでさらに10cm以上前にスライド可能。ますます3列目は広く使えるからオレの体格でも超余裕。運転すると車体の大きさを感じさせない軽快なフットワークが印象的だった。
・渡辺陽一郎の2列目シートチェック……3列目シートの足元空間を充分に確保したうえで2列目の膝先にも握りコブシ4つ分の余裕がある。座り心地も優れ快適に移動できる。
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小川直也氏のインプレは、3列シート車オーナーならではの実用的視点に立った的確なもので参考になる!!
【画像ギャラリー】あの小川直也氏がおなじみ渡辺陽一郎氏と「OW砲」結成!? 夢の強力タッグが最新3列シート車を容赦なく刈る!!(24枚)画像ギャラリー【番外編】渡辺陽一郎氏がチェック!! セレナ e-4ORCEの走りはどうだ?
ハイウェイスターV e-4ORCEの価格は2WDよりも約35万円高い。ステアリングヒーターなどが加わることの価格差を勘案しても約29万円上まわり、他車の4WDより7万円は割高となる。
しかし試乗して納得した。峠道を流す感覚で走ると、後輪を駆動するモーターの性能が前輪と同等か少し上まわる。前輪の負担が軽減され、旋回軌跡を抑えてスムーズに曲がることができた。
真剣に走るとe-4ORCEのメリットは薄れるが、セレナはそんなクルマではない。高重心の重いボディによる走りの欠点を補い、舗装路での安心感も高めていた。
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