「そんなクルマあったっけ!?」といわれてしまいがちな[不遇なクルマ]6選

このクルマを知っている人は自動車通?

「そんなクルマあったっけ!?」といわれてしまいがちな[不遇なクルマ]6選

●ダイハツ リーザスパイダー

 ダイハツが1986年にリリースした軽自動車がリーザ。

 3ドアハッチバックスタイルのボディデザインはまとまりがよく、当時のTVCMキャラクターに女性アイドルを起用して若者向けをアピールした。

 そんなリーザをベースに、ルーフを切り取ってオープンカーにしたのがリーザスパイダーだった。

 1989年の東京モーターショーでスパイダーのプロトタイプが展示されると話題を呼び、ここの好評を糧に1991年から市販がスタート。

 だが、モーターショーでの話題のわりには販売台数が伸びず、わずか2年で生産終了が決定されてしまった。

 オープンカーへの変更にともなって乗車人数が4名から2名に減らされたことや、重量の増加なども販売に影響したといわれているが真相は不明。

 このリーザスパイダーを覚えているという人はかなり希少な存在だろう。

●マツダ ユーノス100

 マツダがかつて展開していた販売チャンネルのユーノス店から1989年に登場したユーノス100を覚えている人はいるだろうか?

 同車は同時期にマツダから販売されていたファミリアアスティナをベースにしたモデルであり、ファミリアアスティナとの違いはバンパーやホイールキャップなど。

 ファミリア自体は当時ポピュラーだった車種で、その兄弟車となるユーノス100もヒットが期待されたが、マツダの多チャンネル戦略化失敗の余波もうけて販売成績は伸びなかった。

 結局1994年のファミリアのモデルチェンジの際にユーノス100は消滅の憂き目にあってしまった。

 そんなユーノス100を覚えている人はかなりのマニアかもしれない。

 今回紹介したクルマたちは、現在では知る人ぞ知るレベルの存在になってしまっている。

 とはいえ、それがそのクルマのすべてを評価するものではないことは忘れないでほしい。

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