モノコックとは段違い!! [クロカンおやじ]が愛する無骨な[ラダーフレーム車]4選

トライトンの軽さと高剛性を誇る強靭なラダーフレームが質の高い走りを提供

ジムニーノマドもこだわる!! [クロカンおやじ]が愛する無骨な[ラダーフレーム車]4選
ピックアップトラックに求められるタフさや力強さに加え、三菱らしい堅牢さを持ちながら俊敏さも併せ持つ堂々とした佇まいを表現したトライトン

 “Power for Adventure”という商品コンセプトのもとに内外装デザインからシャシー、ラダーフレーム、エンジンなどを一新し、2023年7月から生産工場のあるタイで販売を開始したトライトン。

 約9年ぶりのフルモデルチェンジで6代目となったトライトンだが、日本市場への投入が約12年ぶりとなったこともあって、発売当初は大きな話題を呼んだ。

 そんなトライトンは新開発のラダーフレームを採用し、従来型から断面積を65%増やすことで曲げ剛性を60%、ねじり剛性も40%の向上を実現。

 その一方で、ハイテン鋼の採用比率を大幅に増やすことで重量増も最小限にとどめられている。

 これによって走行性能や乗り心地の向上に大きく寄与することはもちろん、積載時の耐久性や衝突時のエネルギー分散性の向上も図られているのだという。

 また、ボディも1180MPaのハイテン鋼を新たに採用するなど、従来車に比べて軽量化が行われていることも大きな特徴といえるだろう。

 ドライバーの意のままに操れる質の高い走りもトライトンの魅力であり、2ステージターボシステムを採用した高い環境性能と実用域で扱いやすい動力性能を実現した新開発の2.4Lクリーンディーゼルエンジンをはじめ、パジェロ譲りのSS4-IIシステム、ブレーキ制御式のアクティブヨーコントロール、アクティブLSDなど内容も充実。

 各4WDモードで選択可能な7つのドライブモードも、あらゆる路面状況で高い走破性能を発揮してくれる。

 他にも衝突時のエネルギー吸収とキャビンの変形抑制を実現した衝突安全強化ボディ、頼もしくあり存在感も抜群のプロポーション、機能的で操作性に優れる上質なインテリアなどアウトドアアクティビティの可能性を広げるだけでなく、普段使いにも十分に対応するだけのスペックが与えられている。

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ハイゼット トラックのラダーフレームははたらく人々のことを考えた堅牢さがウリ

 2025年に発売65周年を迎えた軽トラックのハイゼット。

 はたらく人々の“頼れる相棒”として、日本全国津々浦々で日々活躍していることはクルマ好きならずとも知るところだろう。

 11代目となる現行モデルは2021年12月にフルモデルチェンジが行われたが、発売後1カ月時点での累計受注台数は月間販売目標台数の6000台に対して、約3.5倍となる約2万1000台を記録。軽トラックの絶対王者たる圧倒的な存在感を示し続けている。

 そんなハイゼット トラックにも堅牢なラダーフレームが採用されているが、それは車体を横から見ても目視で確認することができる。

 また、ハイゼットのラダーフレームは防錆鋼板(亜鉛メッキ鋼板)を採用するなど泥道や雪道を多く走る状況に備えるべく、下回りの防錆も徹底的に強化。

 ちなみに、防錆鋼板(亜鉛メッキ鋼板)はアッパーボディにも採用されており、ボディ外板穴あきサビは荷台を含めて5年、ボディ外板表面は荷台を含めて5年という軽トラック最長レベルのサビ保証期間も設定されているほどだ。

 走りの面でも特筆点が多いハイゼット トラック。

 というのも11代目ではクラス初となる3モードから選択可能な電子制御式4WD(CVT車)を採用するとともに、FRの軽トラック初となるFR用CVTやぬかるみからの脱出を容易にするスーパーデフロック(CVT車)を採用するなど実用性の高さが折り紙付きなのだ。

 それでいて積載性&耐久性が高い広い荷台やクラス初採用のキーフリーシステム&プッシュボタンスタートの採用、さらには最新の予防安全機能であるスマートアシストによって安全・安心性能も担保されているのだから、売れるのも納得といったところだろう。

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