クルマ乗りもさすがに怒るよ【2025年税制改正】いい加減おかしい自動車税・重量税をどう「変える」のがいい?

大切なのは、クルマのあり方が変わる中で、税制も共に進化すること

 ただ、環境性能に関しては、パワートレインだけで判断するのではなく、製造から廃棄までのライフサイクルでのCO2排出量に基づいた課税とすることで、「真のエコカー」に対して負担を軽減する方策が望ましいと思いますし、また、都市部と地方ではクルマの重要性が違ってくることも、課税するうえでは考慮すべきだと考えます。

 自動車関連諸税としては、ガソリン税に関してもいわゆる「暫定税率」の廃止が与党の令和7年度税制改正大綱に明記され、時期については明確になっていないものの、こちらも近いうちに動きがあると思われます。

 このガソリン税の暫定税率に関してもそうですが、大切なのは「クルマのあり方」が変わる中で、税制も共に進化することではないでしょうか。BEVの普及やシェアリングの拡大、自動運転の到来など、モビリティの変化に対応しつつ、クルマ関連の税収を道路交通インフラや環境施策に還元することを明示するなど、公平で納得感のある税制となることを期待したいです。

大切なのは、「クルマのあり方」が変わる中で、税制も共に進化すること。公平で納得感のある税制となることを期待したい(PHOTO:Adobe Stock_Kirill Gorlov)
大切なのは、「クルマのあり方」が変わる中で、税制も共に進化すること。公平で納得感のある税制となることを期待したい(PHOTO:Adobe Stock_Kirill Gorlov)
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