初代カローラの開発コンセプトとされていた「80点主義」という思想。長い年月が経過していく中で、この言葉は全てが平均点のつまらないクルマづくりと解釈されるようになってしまった。この解釈は、本来の80点主義という言葉の意味とは大きく違う。トヨタの強さの象徴でもある80点主義の正しい意味を、初代カローラと共に振り返っていこう。
文:佐々木 亘/画像:トヨタ、ベストカーWeb編集部
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コメント
コメントの使い方長谷川龍雄氏は、あのプリンス自動車の技術者たちの同じ立川飛行機で飛行機の翼設計してた方で戦後トヨタに再就職した方です。さて80点主義について抑々手抜きの80点と揶揄したのは、自動車評論家さんです。当時の長谷川氏の弁で言うと、お客様から性能、デザイン等すべてにおいて80点以上満足して頂ける車を目指したという事です。ちなみに長谷川氏が開発に携わった初代パブリカで失敗した経験から生み出された言葉です。