祝 新型ハスラーいきなり大ヒット!スズキのSUVラインアップがすごい!!

■ジムニー シエラ

ジムニーシエラ。ジムニーと同じく2018年7月発売

 1977年に発売された0.8Lエンジンを搭載した「ジムニー8(エイト)」をルーツとする小型のクロスカントリータイプ4WD。その後、1.0L、1.3Lエンジンを搭載。ネーミングも2000年代に入り、「シエラ」が復活した。最新モデルは2018年7月に軽自動車のジムニーと同時に、20年ぶりにフルチェンジした。

 新型はパワーユニットを新開発の4気筒1.5Lに代え、パートタイム4WD+4速AT/5速MTが選べるようになった。新開発のラダーフレームと3リンクリジッドアクスル式サスペンションに加え、ジムニーよりも前後とも130mmワイドになったトレッドなどにより、とくに高速走行安定性は格段に向上している。1.5Lエンジンの余裕と乗り心地のよさもシエラの持ち味だ。

■SX4 S-CROSS

SX4 S-CROSS。2019年4月発売

 全長4300mm、全幅1765mmのボディサイズを持つこの小型クロスオーバーSUVは、ハンガリーにあるスズキの子会社で生産され、日本に輸出されている。日本だけでなく、欧州、中南米、アフリカなどにも輸出されているだけにライバルの欧州車に負けないクルマに仕上がっている。改良も細かく行われており、2019年4月には衝突被害軽減ブレーキ、サイドカーテンエアバッグ、アダプティブクルーズコントロールなどの安全技術が標準装備され、ミッションも6速ATが4WD、FF車ともに標準仕様になった。パワーユニットは4気筒1.6Lエンジンを搭載。
 スタイリッシュなSUVで走行性能は欧州車風。個性も充分で悪路走破性も備えており、お買い得度も高し。

■エスクード

エスクード。2018年12月発売

 2015年10月に現行型がデビューしたエスクード。ハンガリーのスズキ子会社で生産され、欧州などでも販売されている。現行モデルは2018年12月にフロントグリルやバンパー、テールランプをデザイン変更し、インテリアもシート表皮、インパネデザインに手を加えている。パワーユニットは4気筒1.4Lターボ+6速ATを採用。4WD性能も「ALL GRIP」という電子制御4WDシステム、4モード走行切替機能、車両運動協調制御システムを組み合わせた四輪制御システムを採用し、オフロード走行で多い前後輪対角輪がスリップするような路面での走破性は折り紙付き。激戦区のクロスオーバーSUVカテゴリーで、クラストップレベルの軽快な走行性能を持っている。さらに0→100km/h加速は公道でも8秒台で走り切るなど、オンロードでのスポーツ性能もハイレベルだ。
 安全装備も、停止を含めた全車速対応のACCや衝突被害軽減ブレーキ、さらに誤発進抑制機能や車線逸脱抑制機能など手厚くカバーされており、タフさとスマートさ、それにセーフティを高い次元で両立させている。

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