■軽自動車で大幅値引きが狙えるのはどれだ?
軽自動車は車両価格が安いぶん、販売店のマージン幅が小さいため値引きの余力がない。
ただスーパーハイトワゴン、ハイトワゴン、SUVなどは比較的車両価格が高く、オプションの装着率が高いので、この時期はナビ、ETC付きだと25万円引きあたりまでは可能性のある範囲といえる。
なお、軽自動車で大幅値引きが狙える車種と目標値引き額は、ウェイク(17万円)、スペーシア(16万円)、N-BOX(14万円)、デイズ(15万円)、eKワゴン(17万円)あたりとなる。
■値引きはそこそこでも買う価値大なモデル ベスト5!
モデルが新しめなため値引きはそれほどでもないが、この時期に狙い目な5車種は、RAV4、フリード、インプレッサスポーツ、トール、マツダ3ファストバックだ。
RAV4は昨年4月に発売したばかりで人気は高いがこの時期は狙い目になっている。東京を除く地域でRAV4はカローラ店とネッツ店の併売だが、5月からは全トヨタ系列店扱いに拡大される。
そのため、カローラ店とネッツ店としては今のうちに1台でも多く売りたいので好条件になりやすいのだ。
RAV4はライバルのエクストレイル、フォレスター、CX-5、CR-Vと競合させると、大幅値引きを引き出しやすい。
フリードは人気が高いが量販戦略モデルだから、この時期攻め方によっては好条件が出る。3月いっぱいは残価設定クレジットで1.9%の超低金利の設定ができる。ホンダカーズ店同士の同一車競合と最強ライバルのシエンタを競合させると効果的だ。
インプレッサスポーツは改良したばかりで人気は高いが、比較的好条件。カローラスポーツ、マツダ3ファストバック、シビックハッチバックと対決させるのがベスト。
トールはここに来て人気が上昇基調だが、意外に買い得度は高い。残価設定クレジットを組むとサービスパックが無料でついてくる。姉妹車のトヨタタンク/ルーミーと競合させると好条件が実現しやすくなる。
マツダ3ファストバックは昨年5月に発売したばかりで人気の高さはまずまずの状況。
昨年末に新開発パワーユニットのSKYACTIV-X搭載車を追加発売し、さらに人気が加速しているが、量販戦略モデルだから、比較的好条件で買える状況にある。
なお、2月10日にトヨタの新型ヤリス、2月14日にホンダの新型フィットが相次いで発売になる。両モデルとも先行予約の状況は絶好調で、今後販売するぶんの納期はどちらも3カ月待ち5月以降となっている。
こうなると、売り手市場で値引きを引き締めて売っているかというと必ずしもそうではない。
ヤリスは4月いっぱいの受注分までは15万円引きの特別値引きを設定している。これまでだと5万円引きが限度だった。
異例の上乗せ値引きにしているのは、5月からヤリスは全トヨタ系列店の扱いになるので、現在専売のネッツ店はそれまでに可能なかぎり売りまくろうと、特別値引きでさばいているのである。
フィットは車両本体から10万円引き以下の値引きだが、3月いっぱいの決算セール期間中は残価設定クレジットを1.9%と通常よりも1.6ポイントも低い特別低金利で売っているのでお得である。
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