次期ハイエースはこうなる? JMSで世界初公開「ハイエースコンセプト」から市販化ポイントを読む

おおむねこの内容で市販化されるのでは

 今回のハイエースコンセプトは、次期ハイエースの市販車に相当近いとみてよいでしょう。強みである荷室の高い積載性や、用途に応じた作り替えが可能な拡張性は、商用バンにとって理にかなったものです。コンセプトカー然としたフロントバンパーやライト類などの細部は、衝突安全性や量産の観点で修正されると思いますが、おおむねこのフロントフェイスで登場するではないかと筆者は考えています。

 パワートレインについても、使用環境が極めて多様なハイエースである以上、コンセプトで示されたガソリン、ハイブリッド、BEVに加え、クリーンディーゼルも加えたマルチソリューションが採用されると考えています。ただ、燃費性能と使い勝手のバランスを考えると、主軸はハイブリッドになる可能性が高そうです。

 もちろん、安全装備や運転支援の拡充は不可欠。走行性能や乗り心地、小回り性能、快適性といった基本性能に加え、先進運転支援技術を含めた総合的な商品力の底上げが図られることになるでしょう。

移動式診療所としてカスタマイズされていたハイエースコンセプト
移動式診療所としてカスタマイズされていたハイエースコンセプト
地方の過疎地域にすむ高齢者など、移動困難者が遠隔で医師の診断を受けられる仕組みを想定
地方の過疎地域にすむ高齢者など、移動困難者が遠隔で医師の診断を受けられる仕組みを想定

従来のハイエースのよさをそのままに、選択肢が加えられた これなら納得できる!!

 多くの荷物を積み込める積載性、高いカスタマイズ性、長距離走行にも耐える頑丈さ、そして万が一の故障時にも素早く直せる整備性。これまでハイエースが培ってきたこれらの長所は、次世代ハイエースにもそのまま受け継がれるべきでしょう。そのうえで、パワートレインにフルハイブリッドモデルやBEVといった選択肢を加え、デザインを現代的に刷新した姿こそが、次世代ハイエースのあるべき姿だと筆者は考えており、今回トヨタが提示したハイエースコンセプトはそうした期待に十分応える内容で、「これなら納得できる」と感じさせる仕上がりでした。

 もちろん、KAYOIBAKOなど、その他の「運ぶモビリティ」にも期待は高まります。次期ハイエースをはじめとする「働くクルマ」たちは、私たちの暮らしをどこまで豊かにしてくれるのか。市販モデルの登場がいまから非常に楽しみです。

【画像ギャラリー】「運ぶモビリティ」を大切に育てていく!! トヨタがジャパンモビリティショーに出展した商用車たち(23枚)画像ギャラリー

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