突然警告灯が点灯!? 知らないと詰む!!  いざという時に慌てない「クルマのトラブル救急箱」

走行中タイヤがパンクしたら…どうする?

突然警告灯が点灯!? 知らないと詰む!!  いざという時に慌てないための「クルマのトラブル救急箱」
パンクしたままで走行を続けると、タイヤだけでなく、ホイールやボディなど他の部分まで破損を広げてしてしまう可能性がある

 日頃のメンテナンス不足や路上に落ちている異物などが原因で起こりうるトラブルといえば、やはりタイヤのパンクだろう。

 タイヤの性能向上や道路の整備が進んだことでパンク自体は昔に比べて少なくなっているものの、クルマのタイヤが絶対にパンクしなくなったわけではない。

 JAFが公開している2024年度のロードサービス出動理由の内訳を見ても「タイヤのパンク」は全体の約20%で第2位。さらに高速道路に限っていえば、その割合は第1位の約42%にも跳ね上がるという。

 タイヤのパンクは、タイヤが大きく凹んだり潰れているなど、駐車中であればひと目でわかるものの、走行中は意外と気づきにくいもの。

 特に最近主流であるチューブレスタイヤは、パンクしても空気がゆっくりと抜けていくことが多いため、パンクしたことに気づきにくい。

 とはいえタイヤがパンクすると、平坦な道であるにもかかわらず異常な振動や異音が発生する、いつもよりハンドルが重い、加速が鈍い、ブレーキング時にクルマが蛇行するなど、いつもとは異なる違和感を覚えるはず。

 では、こうした症状を走行中に感じ、タイヤのパンクが疑われる場合はどのように対処するのがよいのだろうか?

 一般道の場合は、まず周囲の安全を十分に確認しつつ、空き地や駐車場など、他のクルマの通行の邪魔にならない場所にできるだけ速やかに停止するのが原則。

 目に見える範囲でガソリンスタンドやディーラーなどがある場合は、そこまでゆっくりと移動し助けを求めるのもありだが、パンクしたままの走行はタイヤにさらなるダメージを与えるばかりでなく、変形したタイヤがホイール、サスペンション、ボディなどに接触することで、被害をさらに広げてしまう可能性もある。

 また、路肩など後続からクルマが来る可能性がある場所に停止した場合は必ずハザードランプを点灯し、必要であれば三角表示板などを置いて周囲に注意を促すことも重要だ。

 周囲の安全が十分に確保できたら、どのタイヤがパンクしているかをチェックし、自分で応急処置が可能かどうかを判断。

 自分での応急処置を行う場合は、スペアタイヤ(テンパータイヤ)への交換または車載のパンク修理キットを使用することになるが、これは車種によって異なるため、今乗っているクルマの対処法がどちらなのかをあらかじめ確認しておくといいだろう。

 ここ最近は軽量化や車内スペース活用のためパンク修理キットを搭載するクルマが増えてきているが、万一の時にも慌てないよう、前もって取扱説明書をよく読み、使い方を十分に理解しておくことも必要だ。

 なお応急処置ではどうにもならないケースは、JAFをはじめとするロードサービスに連絡し、助けを待つことになるが、これは後続から速いスピードで多くのクルマが来る、高速道路でも同様。

●高速道路では自力のパンク修理はしない!

 後続車との接触や追突など大きな事故へとつながるため、高速道路上でのパンクの応急処置は自分では絶対に行わず、ハザードランプを点灯して路肩や非常駐車帯にゆっくりと停止したら、後続車への注意喚起として発煙筒と三角表示板を設置。

 周囲の安全を十分に確認しながら車外に出てガードレールの外側へと避難してから、110番や道路緊急ダイヤル(#9910)にパンクで停車していることを伝え、その後ロードサービスを要請する。

 道路上でのパンクは場合によっては死亡事故にもつながりかねない危険なトラブル。万一の際の備えももちろんだが、空気圧やひび割れ・摩耗のチェックなど、突然のパンクをできるだけ防ぐためのメンテナンスも日頃から欠かさないようにしたいものだ。

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