クルマのバッテリーが上がってしまったら…どうする?
ヘッドライトやルームライトの消し忘れなどが原因で起こるバッテリー上がり。
バッテリーが上がってしまうとエンジンを始動させるためのセルモーターを回せなくなるため、その場からクルマを動かせなくなってしまう。
ジャンプスターター(ブースターケーブル)を積んでいるという場合を除き、バッテリー上がりは自力で何とかする方法はなく、JAFをはじめとするロードサービスなどに助けを求めることになる。
ちなみに2024年度の一般道におけるJAFの出動理由の第1位はこのバッテリー上がりで、その割合は実に42.37%にもなるという。
バッテリー上がりを自力で対処する方法が、別のクルマから電気を分けてもらいエンジンを始動する「ジャンプスタート」だ。
あらかじめブースターケーブルを用意しておくことや、救援車と故障車が同じ12Vバッテリー同士である必要はあるものの、複数台でのレジャーや出張など、知人・友人のクルマが一緒にいる場合や、助けてくれる親切な人が偶然近くにいた時は、ロードサービスを呼ぶよりもこちらのほうが手っ取り早い。
ジャンプスタートの手順を簡単に説明すると、
1.ボンネットやトランク内にあるバッテリーの位置を確認し、それぞれのクルマのバッテリーをつなぎやすい位置まで救援車を近づける。
2.エンジンを停止したらブースターケーブルを接続。バッテリーが上がったクルマのプラス(赤)端子→救援車のプラス(赤)端子の順に赤いケーブルをつなぎ、続いて黒いケーブルを救援車のマイナス(黒)端子→バッテリーが上がったクルマのアースポイント(エンジンブロックや金属部分)の順につなぐ。
3.ブースターケーブルがきちんと取り付けられていることを確認したら救援車のエンジンを始動し、充電されるのを5分ほど待つ。
4.バッテリーが上がった側のクルマのセルスターターを回してエンジンを始動。エンジンがかかったら、つないだ時とは逆の順番でブースターケーブルを外す。
5.しばらくはエンジンをかけたままにするか走行を続け、バッテリーを充電する。
なお、ジャンプスタートはあくまで応急処置。バッテリー自体が弱っている可能性もあるため、ディーラーやカー用品店などで、できるだけ早くチェックをしてもらおう。
●ハイブリッド車や電気自動車には?
バッテリー上がりはハイブリッド車や電気自動車でも起こりうる。
ハイブリッド車には、走行時にモーターを駆動するための「駆動用バッテリー」と、システムの起動や電装品に電力を供給するための「補機用バッテリー」という2種類のバッテリーが搭載されているが、バッテリー上がりの原因となるのは後者だ。
トラブル時の対処方法はガソリン車と同様、ロードサービスを利用するか救援車からのジャンプスタートが必要となるが、救援用の端子の位置や手順がガソリン車とは異なることもあるため、自分でジャンプスタートを試みる際は、取扱説明書で詳細を確認してから作業するようにしたい。
なお、ハイブリッド車の救援用端子はあくまで「助けてもらう時」に使用するためのもので、バッテリーが上がった他のクルマを救援するためには使用できないという点には注意が必要。
想定以上の大きな電流が流れることで故障の原因ともなるため、もしハイブリッド車に乗っている時はジャンプスタートをお願いされても、ロードサービスに連絡することを提案するようにしよう。
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