ゴム・樹脂類の劣化に要注意。ブッシュ、ホース、ベルトを点検
10万kmを超えたクルマでは、エンジンや足回りのゴム部品が劣化し始めるのが通例です。ブッシュがヘタれば異音やハンドリング不良の原因に。ホースのひび割れやベルトの摩耗もトラブルのもとになります。
そこで、チェックすべきポイントは以下の通りです。
・ファンベルト・クーラーベルトのひび割れ
・冷却水ホースの柔軟性低下
・サスペンションのブッシュやスタビライザーリンクの遊び
これらは走行性能や安全性にも影響するため、車検や定期点検での確認を強くおすすめします。
新車購入後、5万~7万kmあたりを過ぎたあたりから乗り心地が悪くなり、ヤレがみえてきます。乗り心地を復活させたい場合、サスペンションのリフレッシュ、ダンパーばかりに意識が集まりがちですが、アッパーマウントやサスペンションの各種ブッシュ、ロアアームブッシュといったゴム類を交換するのもおススメです。
新車時の引き締まった、しなやかな感覚が、サスペンションを交換しても、この感じが元に戻らないのはゴム製品のブッシュ類が痛んでいるためです。
足回りのアーム類の付け根はゴムマウントでできていて(特殊な車両を除く)、このゴムの部分が硬くなったりひび割れたり、動かなかったり、動きすぎたりして調子が悪くなるので、ブッシュを交換するとこれが一気に蘇るというわけだ。人間でいうと関節をイメージしてもらえばわかりやすいかもしれない。
費用の参考までにコンパクトカークラスだと、アッパーマウントは4000円前後、純正ダンパーはフロント1本1万8000円前後、リアは1本5000円前後といったところ。ディーラーで交換してもらう場合は工賃を含めて12万~15万円くらいかかる。
ブッシュ類は数が多く、車種によって変わってくるため、一概には言えないが(NAロードスターは22個と多いことで有名)、フルブッシュ交換となると10万~20万円(工賃のほうが高い)くらいはかかると見ておいたほうがいいだろう。ディーラーや足回り専門ショップに一度相談してみるとよいでしょう。
ロアアームのブッシュ交換も同時にやっておくことで工賃を節約できる。車種にもよるが国産車のロアアームのフロント、リアの新品部品をディーラーで購入すると工賃込みで1万5000円となっています。
【画像ギャラリー】20年20万km以上長持ちさせる”とっておき”の秘訣を写真で見る!(8枚)画像ギャラリー駐車する時に気を使うこと
●クルマ止めに勢いよく停めない
●Pレンジだけで停まらずパーキングブレーキをしっかりかける
ありがちなのは駐車場にクルマを停める際、勢いよくタイヤをぶつけてしまうこと。この行為はタイヤに凹みができてしまうほか、タイヤとつながっているサスペンションにもダメージが蓄積されてしまいます。
クルマを駐車する際は、一度クルマ止めにゆっくりとタイヤを当てたあと、少しだけ前進(前進駐車の場合は後退)して、クルマ止めからわずかに離すように止めるといいでしょう。これだけで、足回りにかかる余計な負荷を減らすことができます。
案外多いのが、パーキングブレーキをせずにPレンジだけに頼った駐車。もちろん、Pレンジのギアが噛めば、それ以上クルマが動くことはないが、ギアの噛み込みでクルマを停めている以上、外部から大きな力がかかった場合の破損や噛み込みが外れるリスクがないとは言い切れません。
また勾配がある場所にPレンジで駐車すると、再始動時にギアチェンジをしにくい場合があります。これは勾配によってPレンジのギアに負荷がかかっている状態で、駆動系ダメージが蓄積させることになります。











コメント
コメントの使い方