「JAF出動」の主因を潰せ! GWの高速道路で泣かないための消耗品チェックリスト5選

バッテリーは「トラブルの多発ポイント」

 クルマのエンジン/システムの起動や各種電装を支える補機バッテリーもまた、点検しておくべき装備です。バッテリートラブルは、JAFのロードサービス出動理由で常にトップクラスに多く、2024年度のゴールデンウイーク期間中(4月27日~5月7日)も、救援要請の3件に1件以上がバッテリートラブルでした。

 最近のメンテナンスフリー(MF)バッテリー以外であれば、まずバッテリー液量を目視で確認しましょう。本体側面のUPPER LEVELとLOWER LEVELの間に液面があればOK。電圧の測定にはテスターなどの計器が必要になるため、たとえばエンジンの掛かりが悪くなった、パワーウインドウの動きが鈍くなったなどの症状が出た場合は、一度専門店でチェックしてもらうといいでしょう。アイドリングストップ機能付きのガソリン車の場合は、バッテリーが劣化してくると、アイドリングストップが作動しなくなる場合もあります。

 また、バッテリーは使用年数も重要で、製造から3年を超えると性能が大きく落ち始める傾向があります。前回の交換から3年が経過していたら、バッテリーの交換を検討してもよいタイミングです。あわせて、端子部分に粉が吹いていないか、緩みがないかも確認しておくと安心です。

バッテリートラブルは突然やってくる。出先で動けなくなる前に状態確認をしておきたい(PHOTO:Adobe Stock_ Peak River)
バッテリートラブルは突然やってくる。出先で動けなくなる前に状態確認をしておきたい(PHOTO:Adobe Stock_ Peak River)

ドライバーの視界を守る「ウォッシャー液」の確認も忘れずに

 最後はウォッシャー液です。「なくても走れる」と軽視されがちですが、走行中に虫の付着や、前走車が跳ね上げた泥水で視界が悪化することはありますよね。このときウォッシャー液が切れていると、視界を回復する手段を失い、文字通りパニックに陥ります。

 高速道路での視界不良は事故リスクに直結します。量販店ならば200~300円で手に入りますので、出発前に満タンにしておきましょう。撥水効果のあるタイプを選べばさらに安心です。

ウォッシャー液切れは軽視できない。高速では視界確保がそのまま安全性につながる(PHOTO:Adobe Stock_dedy)
ウォッシャー液切れは軽視できない。高速では視界確保がそのまま安全性につながる(PHOTO:Adobe Stock_dedy)

タイヤの状態もぜひ確認を

 これらに加えて、ぜひ確認しておきたいのがタイヤの状態です。溝の深さは十分か、サイドウォールに亀裂や損傷はないか、石や釘など異物が付着していないかを丁寧に点検してください。空気圧チェックも重要です。空気圧が不足すると、タイヤの変形量が増えることで転がり抵抗が増加し、余計なエンジンパワーが必要となることで燃費悪化に繋がるほか、走行安定性の低下やタイヤが発熱することによるバースト(破裂)のリスクを高める要因にもなります。

 タイヤのトラブルは、JAFの出動理由において「バッテリートラブル」に次いで多いトラブルです。タイヤの空気圧は一般的に1か月で5〜10%自然に低下するため、長距離ドライブの前は必ず確認するようにしましょう。

 高速道路はクルマにとって「粗が出やすい環境」です。街乗りでは問題がなかった部分も、高速走行や渋滞といった条件が重なることで、一気に不具合として表面化することがあります。

 出発前にひと通り確認しておくだけでも、多くのトラブルは未然に防げます。万全の状態で、ゴールデンウイークのドライブを楽しんでください。

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