そのクルマ、マイナーにつき……スズキのバレーノは輸入コンパクトっぽい雰囲気が◎
2025年11月、インドにおける四輪車の累計販売台数が 3000 万台に到達したスズキ。
四輪車累計販売 3000 万台の達成は日本に続く2カ国目ということからもわかるように、スズキ車はインドで絶大な支持を集めているが、そのインドで人気が高いモデルがバレーノだ。
デザイン・居住性・走行性能・安全性能など、コンパクトカーに求められる要素を高次元で調和させたバレーノが発売されたのは2016年3月だが、2020年7月には国内での販売が終了。
日本ではマイナー車のイメージが強いバレーノだが、実は“販売終了が惜しい”といわざるを得ないスペックの持ち主だった。
例えば、ターボモデルの設定もそのひとつ。燃費とパワーを両立する新開発の1.0リッターの直噴ターボエンジンは、直噴化と過給器によって1.6リッターの自然吸気エンジンに相当する高出力&高トルクを実現。
トランスミッションもダイレクトなシフトレスポンスを味わえる6速ATを採用するだけでなく、6速マニュアルモード付きパドルシフトも装備されていたほどである。
また、応答性が高く、安定感のある操縦性とロングドライブで快適かつしなやかな足回りも秀逸で、サスペンションフレーム構造を最適化することによって軽量化と高剛性を両立。
フロントとリアにはスタビライザーを装備するなど、コンパクトハッチバックたる軽快な走りも大きな見どころであった。
さらに、Bセグメント用の新開発プラットフォームによるゆとりある居住空間と荷室スペースの確保や衝突被害軽減システムをはじめとする先進安全技術も導入されており、グローバルコンパクトカーとして欧州をはじめ、世界の市場に展開された。
そんなバレーノの中古車はタマ数が極少レベルながら価格は40万円から100万円と比較的お手頃。走行距離が少ない個体が多いことも魅力で、かつ見た目も輸入コンパクトっぽさ全開であることから、人とは違うクルマに乗りたい人にはもってこいかも!?
“ファミリーカーなのに安っぽさゼロ”マツダ・CX-8
マツダの国内SUVラインナップにおける最上位モデルとして人気を博したCX-8。
2018年と2019年の2年連続で国内3列シートSUV市場における販売台数第1位を獲得するなど、確固たる地位を築いた1台だったが、2023年12月に生産終了。
現在は、CX-80がその後を継いでいるが、CX-80は最廉価モデル(2WDのディーゼルエンジン車)でも車両本体価格が478万1700円と値が張る。
だったら、CX-80と同じ3列シートを採用し、見た目も安っぽさがないCX-8の中古車を購入する選択肢も捨てがたい。
大人6人(または7人)が快適に乗車できるCX-8は上質かつ洗練されたデザイン、意のままに操れる走りの良さ、優れた静粛性や乗り心地を兼ね備えたクロスオーバーSUVとして2017年12月に登場。
発売前約3カ月の受注台数も7362台を記録するなど、好調な立ち上がりをみせた。
その人気の要因となったのは、利便性が高い3列シートや唯一無二の世界観をもつ新しいSUVデザインはもとより、進化したクリーンディーゼルエンジンSKYACTIV-D 2.2の存在も見逃せない。
少量の燃料を細かく分けて高圧で連続噴射(多段噴射)することで、静粛性・燃焼効率・高い環境性能を両立した急速多段燃焼を採用したSKYACTIV-D 2.2。
加えて、段付きエッグシェイプピストン・超高応答マルチホールピエゾインジェクター・可変ジオメトリーターボチャージャーの新技術を導入することにより、3列シート車の想像を超えた力強くなめらかな走りと優れた燃費性能を実現した。
2018年には“卓越した運動性能と効率的な室内空間”や“運転負荷の軽減と先進の予防安全技術”などが高く評価され、2018-2019日本自動車殿堂カーオブザイヤーを受賞。その後も商品改良を重ねて熟成が進み、その都度好評を博していた。
そんなこともあって、現在の中古車市場における平均価格も250万円は下らないが、低年式であれば100~150万円台のモデルも決して少なくない。
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