セダン・ワゴン復権のカギは、ちょっとした配慮にある
世の中には「本当はセダンやワゴンに乗りたいが、子育て中だからミニバンにしている」という層が一定数いる。そうした人たちに向けて、セダンやワゴンがもう少しファミリーユースに寄った設計を採用するだけで、選択肢は大きく変わるはずだ。
圧倒的なユーティリティは必要ない。チャイルドシート装着時のカップホルダーの確保、後席の乗降性のわずかな改善など、こうした細かな配慮の積み重ねが、セダン・ワゴンへの回帰を後押しするのではないだろうか。
政府や行政機関と同じように、的外れな子育て支援ではダメだ。チャイルドシートが取り付けられる(乳幼児が乗る)ことを前提に設計されたクルマがミニバン以外に無ければ、今後も「子育て=ミニバン」の等式は変わらないだろう。
セダン・ワゴンに熱のある子育て世代は意外と多い。ここらでクルマの勢力図をSUV・ミニバンから変えてみるというのは、自動車業界の今後の発展に繋がっていくのではないだろうか。
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