ヴォクシー対ステップワゴンスパーダ!! “ちょい悪”トヨタか硬派ホンダか、家族ミニバンの正解はどっち?

ヴォクシー対ステップワゴンスパーダ!! “ちょい悪”トヨタか硬派ホンダか、家族ミニバンの正解はどっち?

 ミドル級ミニバン選びで外せないのが、トヨタ ヴォクシーとホンダ ステップワゴン。今回はヴォクシーに対して、ステップワゴンも硬派系のスパーダを中心に見たい。迫力顔のヴォクシーか、端正で頼もしいスパーダか。これはかなり悩ましい勝負だ。

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、ホンダ、トヨタ

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見た目の満足感ならヴォクシー!! スパーダは硬派で落ち着いた強さ

2026年の改良で顔つきも変わったトヨタ ヴォクシー
2026年の改良で顔つきも変わったトヨタ ヴォクシー

 ヴォクシーの魅力は、なんといっても顔つきだ。ノアと基本を共有しながら、ブラック基調のフロントまわりやエアロ感の強いデザインで、家族ミニバンなのに生活感を少し薄めてくれる。全長4695mm、全幅1730mm、全高1895mmのボディは大きすぎず、扱いやすさと存在感のバランスもいい。

 現行ヴォクシーは2026年5月の一部改良後、ハイブリッド専用となった。上級のS-Z 2WDは412万7200円で、WLTCモード燃費は23.4km/L。見た目は押し出し強めだが、燃費はかなり堅実。毎日使う家族車として、この現実感は大きい。

 一方のステップワゴンスパーダは、ヴォクシーほどギラつかない。だが、そこがいい。全長4830mm、全幅1750mm、全高1840mmまたは1855mmのボディはヴォクシーより長く、低めで伸びやかな印象。スパーダは「大切な人を守る、強さと信頼感」を掲げるだけあり、派手さよりも安心感と端正さで勝負するタイプだ。威圧感より清潔感。これもまた今どきの硬派だ。

燃費のヴォクシーか、広さと落ち着きのスパーダか

30周年特別仕様車やプレミアムラインブラックエディションなどバリエーションも多いホンダ ステップワゴン
30周年特別仕様車やプレミアムラインブラックエディションなどバリエーションも多いホンダ ステップワゴン

 価格で見ると、ヴォクシーS-Z 2WDは412万7200円。ステップワゴンはeスパーダ30周年特別仕様車FFが415万9100円、さらに上級のeスパーダプレミアムラインブラックエディションFFが440万6600円だ。

 近い価格帯で比べられるが、燃費はヴォクシーが有利。ヴォクシーS-Z 2WDの23.4km/Lに対し、eスパーダ30周年特別仕様車FFは19.6km/L、eスパーダプレミアムラインブラックエディションFFは19.5km/Lとなる。

 ただし、ステップワゴンは室内の開放感が強い。ホンダは室内三寸法に基づき、家族みんなにHondaでいちばんの開放的な広さとうたう。低床で見晴らしもよく、四角くすっきりした車体感覚も魅力だ。見た目はシンプルでも、使うほどよさが出るタイプといえる。

 結論は、ミニバンにもカッコよさと所有感を求めるならヴォクシー。燃費のよさもあり、家計目線でも説得しやすい。いっぽう、派手さより落ち着き、室内の広々感、長く付き合える道具感を重視するならステップワゴンスパーダだ。迫力顔で気分を上げるヴォクシーか、シンプル顔で家族を包むスパーダか。どちらも正解だが、乗る人のキャラまで映す選択になる。

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