ルークスのインテリアはN-BOXに迫ったか? 軽スーパーハイトの質感勝負を考える!!

ルークスのインテリアはN-BOXに迫ったか? 軽スーパーハイトの質感勝負を考える!!

 軽スーパーハイトワゴンの王者といえば、やはりホンダ N-BOX。その強さは広さだけでなく、室内の質感にもある。では、日産ルークスはどこまで迫ったのか。価格が同じ173万9100円のルークスXとN-BOX FFを軸に、軽とは思えないインテリア勝負を見ていこう。

文/写真:ベストカーWeb編集部

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ルークスは“明るく広く見せる”室内づくりがうまい

開放感あふれるルークスの運転席。見た目の上質さもかなりあるが、運転のしやすさなども考慮されている
開放感あふれるルークスの運転席。見た目の上質さもかなりあるが、運転のしやすさなども考慮されている

 ルークスのインテリアでまず印象的なのは、明るさと広がり感だ。標準顔のXはグレージュ系の内装で、軽スーパーハイトらしい開放感をうまく引き出している。日産は「かどまる四角」というデザインモチーフを使い、メーターまわりやインパネにもやわらかい雰囲気を持たせた。ギラギラした高級感ではなく、家族で毎日使いたくなるリビング感覚だ。

 室内長は2315mmで、後席足元スペースは795mm、後席スライド量は320mm。数値で見ても余裕はしっかりある。後席で子どもをケアしやすいだけでなく、大人が座っても窮屈に感じにくいのが強みだ。

 ハイウェイスター系を選べば、内装色はチャコールグレー系となり、グッと引き締まった雰囲気になる。さらにメーカーオプションのプレミアムインテリアを選べる仕様もあり、ルークスは「軽だから安っぽい」という印象をかなり消してきた。

N-BOXはやっぱり上手い! でもルークスもかなり追いついた

N-BOXの登場は軽自動車における内装の質感を向上させ、軽のゲームチェンジャーとなった
N-BOXの登場は軽自動車における内装の質感を向上させ、軽のゲームチェンジャーとなった

 一方のN-BOXは、さすが王者という仕上がりだ。標準モデルのインテリアカラーはグレージュ×グレーで、シンプルなのに生活感が出すぎない。7インチTFT液晶メーター、電子制御パーキングブレーキ、オートブレーキホールド、チップアップ&ダイブダウン機構付スライドリアシートなど、見た目と使いやすさのバランスがいい。

 N-BOXの強さは、各部の見せ方が自然なところだ。派手な演出で高級に見せるのではなく、乗った瞬間に「これでいい」と思わせる安心感がある。軽スーパーハイトのベンチマークといわれる理由は、まさにここだ。

 ただし、ルークスも負けていない。X同士なら価格はどちらも173万9100円。ルークスは明るい室内、広い後席、そしてハイウェイスター系の精悍な内装まで選べる幅がある。N-BOXが完成度の高さで王道を行くなら、ルークスはデザインの新しさと見た目の満足感で勝負する。

 結論として、インテリアの総合力ではN-BOXの安定感がやはり強い。しかしルークスはもう「安さで選ぶ軽」ではない。質感で選んでも十分に候補に入る1台だ。軽スーパーハイトの室内勝負、思った以上に接戦である。

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