快適さをアップする装備
●シートベンチレーション
猛暑化が進む日本の夏に、カーエアコン(クーラー)は欠かせない装備のひとつとなった。
だが、室内を冷やしてくれるクーラーには弱点があるのも事実。
それは「クーラーを利かせても背中は暑い」ということ。
運転中に乗員の背中とシートは密着しているため、どうしても空気が循環せずに暑くなり、蒸れやすくもなってしまう。
助手席に乗っている人なら走行中に多少背中をずらしたり、シートとの空間を空けたりなどで調整はできるが、運転手の自由度は少ない。
そんな感じで、エアコン全開で走っていたにもかかわらず、目的地でクルマから降りると背中は汗でびっしょり、などということもある。
だが、シートベンチレーションの装備されているクルマなら、この問題を軽減してくれる。
シートベンチレーション(シートベンチレーター)とは、シート内部に装備されたファンが回転して背もたれや座面の通気を促進する装備であり、蒸れや熱を拡散して快適性を向上させるもの。
実際に使用している人に聞くと、「エアコンよりも快適」と答えるケースも多い。
冬場に活躍するシートヒーターと並び、ドライバーの体力消耗を抑えてくれる優れた機能といえる。
今回紹介した各種機能はその多くがオプション設定であり、搭載するにはそれ相応の出費を覚悟しなければならない。
しかし、運転手の負担を減らすことは安全運転にもつながるので、必要だと感じたら思い切って装備するのが賢い選択だといえるだろう。
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