車内を早く冷やすなら「窓全開+エアコン」で走り出す
では、炎天下で灼熱化した車内を最短で涼しくするにはどうすればいいのでしょうか。こちらもJAFのユーザーテストを参考にすると、もっとも効率よく温度を下げられるのは、「窓を全開にしてエアコンをつけ、そのまま走り出す」という方法です。
まずはクルマを始動させ、窓を全開にしてエアコンを外気導入に設定、設定温度を一番下(Lo)にし、その状態で走り出します。走行風を利用して車内に溜まった熱気を一気に押し出すのが目的です。数分走って熱気が抜けたら窓を閉め、「内気循環」に切り替えて冷気を効率よく回します。
同テストでは、55度だった車内温度が、この方法によって5分後には28.0度まで低下しました。熱気をしっかり逃がしてから、冷房効率のいい内気循環に切り替えるという流れが、スムーズに温度を下げるポイントのようです。
この実験では、「ドアの開閉で熱気を逃がす」「冷却スプレーを使う」「内気循環・外気導入それぞれで窓を閉め切った状態でエアコンON」などの方法も行われていますが、ドアを数回(実験では5回)開閉するだけでは十分に温度が下がりきらず、窓を閉め切った状態でエアコンをつけた方法では、内気循環・外気導入ともに30度を下回るまで10分かかっています。
冷却スプレーは3分後でも50.1度までしか低下しないばかりか、可燃性のガスが使われているものが多いため、使用時には十分な換気や取り扱いに注意が必要です。
【参照:夏の駐車時、車内温度を最も早く下げる方法は?(JAFユーザーテスト)】
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車内温度が下がった後も油断は禁物です。直射日光を受ける環境では、こまめな水分補給と適度な休憩が欠かせません。効率的な車内冷却と乗員のコンディション管理、このふたつを徹底して、夏のドライブを安全に乗り切りましょう。
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