荷物の固定不足が落下物事故を招く!! 出発前と休憩時に再確認を
5つ目のNG行動は、ルーフキャリアや荷台に載せた荷物の固定状態を十分に確かめず、そのまま走ることです。
とくに高速道路では、荷物が強い走行風を受け続けるうえ、路面の段差や車体の振動によって固定ベルトやロープが次第に緩むことがあり、出発時にはしっかり固定されていた荷物でも、走行中にずれたり、道路上へ落下したりする可能性があります。実際、NEXCO各社が2022年度に処理した高速道路上の落下物は、実に約25万8000件(ロードキルを除く)。1日平均にすると約700件に上ります。
道路交通法第75条の10では、高速道路を走行する前に貨物の積載状態を点検し、積載物の転落や飛散を防ぐ措置を講じるよう運転者に義務づけています。必要な点検や措置を怠り、高速道路上へ積載物を転落・飛散させた場合は、3か月以下の拘禁刑または5万円以下の罰金、過失の場合も10万円以下の罰金が科される可能性があります。さらに、落下物が原因で後続車の事故や損害が発生すれば、落とし主が損害賠償責任を問われる可能性もあります。
荷物を載せる際は、その重さや形状に適した器具を使って固定し、出発前に荷物を揺すって緩みがないかを確かめてください。長距離を走る場合は、SAやPAで休憩する際にも、荷物のずれやベルト、ロープの緩みを点検することが重要です。
道路上の落下物を発見した場合や、自車の荷物を落としてしまった場合は、安全な場所から道路緊急ダイヤル「#9910」へ通報します。場所や車線、落下物の種類などを分かる範囲で伝え、自分で回収しようとせず、道路管理者の指示に従ってください。
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高速道路では、一瞬の判断ミスや油断が、取り返しのつかない事故につながる可能性があります。予想外の事態に直面しても、その場で慌てて取り戻そうとせず、正しい対処法に従うことが重要です。出発前の点検を怠らず、走行中は早めの判断と落ち着いた行動を心がけてください。
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