昨日まで普通だったのに……前兆をつかみにくいバッテリーの「突然死」
バッテリーの劣化は、「セルモーターの回りが鈍い」「ライトが暗い」「パワーウインドウの動作が遅い」といった症状から気づけることがあります。しかしJAFによると、近年のバッテリーは性能が向上し、寿命の限界近くまで問題なく使用できるため、交換時期を判断しにくくなっているとのこと。そのため、前日まで何事もなく始動していたのに、翌朝になると突然セルモーターが回らなくなることがあります。
こうした突然のトラブルを防ぐうえで、まず把握しておきたいのが使用年数です。JAFでは、一般的なガソリン車用バッテリーの寿命を2〜5年、アイドリングストップ車用を2〜3年としています。使用開始から2〜3年が経過しているなら、気になる症状がなくても一度点検を受けておきたいところです。
目視点検では、本体の膨らみや液漏れ、端子周辺に付着した白い粉などの有無を確認します。ただ、外観の確認や端子電圧の測定だけでは、高負荷時の始動性能まで判断できません。ディーラーや整備工場、カー用品店などで、専用のバッテリーテスターを使って始動性能や健全度を調べてもらうとよいでしょう。
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バッテリーの不調は、わかりやすい前兆がないまま表面化することがあります。筆者も、エンジンを始動できず冷や汗をかいた経験があります。使用開始から2〜3年以上が経過している場合や、夏休みに過酷な渋滞路を走った場合は、休み明けのタイミングで愛車のバッテリー状態を一度チェックしておくことをおすすめします。
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