2026年8月での生産終了が発表されたマツダ MAZDA2。「デミオ」の時代から長きに渡り多くのユーザーに愛されたコンパクトカーの歴史を振り返る。そして登場を期待したい「次期型MAZDA2」は、JMS2025で披露されたアレなのか!?
※本稿は2026年8月のものです
文:片岡英明/写真:マツダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年9月10日号
マツダ デミオ&MAZDA2の功績
マツダは1990年代に経営でつまずいた。そこで1996年の夏、起死回生をかけて送り出した新感覚のコンパクトワゴンがデミオだ。
プラットフォームを個性派セダンのレビューから譲り受け、その上に少し背の高い4ドアのハッチバックボディを被せている。
コンパクトワゴン的なパッケージングを採用し、シートアレンジも多彩だった。分割可倒式リアシートは160mmのスライドが可能だ。
1.3Lと1.5Lエンジンを積み、FF車だけの設定だったが、大ヒットを飛ばしている。短期間のうちにマツダの救世主になり、海外にも輸出されている。
「MAZDA2」の名称は2代目から!?
新ジャンルを切り拓いたデミオの2代目は2002年8月にベールを脱いだ。欧州フォード社のプラットフォームをベースに開発されたこともあり、軽快なハンドリングに磨きがかけられた。
カジュアルのほか、オシャレなコージーとスポーティ感覚を強めたスポルトがあり、爽快なキャンバストップも設定する。インテリアの味付けもグレードによって変えていた。
ダウンサイジングを図り、100kgものダイエットに取り組んだのが2007年夏に登場した3代目だ。キュートな4ドアのハッチバックに生まれ変わり、1.3Lモデルには燃費のいいミラーサイクルエンジンとCVTを設定。
これは2011年6月にSKYACTIV-Gを名乗る高膨張比サイクル直噴DOHCへと進化し、さらに燃費を向上させた。
2019年からは海外名「MAZDA2」と統一
2014年9月に登場した第4世代は洗練された魂動デザインを採用し、インテリアにも新しい感覚を盛り込んだ。
また2.5Lクラスの豊かなトルクと良好な燃費が自慢の1.5Lクリーンディーゼルターボ(SKYACTIV-D)も仲間に加わる。ATは操る楽しさに満ちた6速ATとした。
2019年7月、車名をマツダ2に変え、大幅な商品改良を断行。途中でガソリン車だけに絞り、最後まで走りの実力を磨き続けている。
この後継は2025年秋のジャパンモビリティショーで公開されたビジョンXコンパクトなのだろうか!? ショーでも好評だったので、ぜひとも発売してほしい!
こんなこともありました……デミオ&MAZDA2トピック
・1997年にはデミオFCEVを公開。他社に先駆けて2000年にインターネット専売のWeb-tunedデミオを発売するなどノリノリ!
・2004年に日産から供給されたモーターでリアを駆動するe-4WDを設定。グローバル車名が121からMAZDA2に変更された
・2012年にデミオEVを自治体、法人向けにリース販売開始。軽量コンパクトで運動性能に優れ、全日本ラリーでも大活躍
・タイ生産のMAZDA2セダンをベースにマツダE&Tが教習車に仕立てて2019年から販売。MAZDA2同様に2026年8月で生産終了
・モータースポーツのベース車両の15MBを新設定。専用の1.5Lガソリン+6MTのみ。MAZDA2にも引き継がれた
【画像ギャラリー】歴代デミオ/マツダ2をイッキ見! なつかしのベストカー蔵出しショットも多数アリ!(33枚)画像ギャラリー




































コメント
コメントの使い方