春の大型連休であるゴールデンウィークはすっかり定着したが、秋の大型連休であるシルバーウィークは暦に左右されがちで存在はするが旅行する定番時期までとはいっていない。2026年のシルバーウィークは9月19日から23日までの5連休である。まだ旅先が決まってない方は、東京で何の手配もいらない定期観光バスに任せ切るのが楽だ。
文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)
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■定期観光バスの魅力
東京の定期観光バスと言えば、はとバスが有名だがシルバーウィーク限定のツアーが設定されているので、その中から一部を紹介する。予約はした方がいいが、はとバスの予約だけであとはすべて委ねてしまえるのが手軽で楽な定期観光バスの魅力である。
一般的に定期観光バスは、特定の団体が貸し切る観光バスではなく、不特定多数の旅客を募集して乗り合わせる観光バスである。コースは決まっており、日帰りのイメージが大きいが、中には1泊以上する特大コースも存在する。
はとバスのような定期観光バスを大々的に運行する大手の事業者では、コースガイドだけで冊子が出来上がるほど豊富なコースが用意されている。定番中の定番コースから、マニア「しか」参加しないだろうおどろきのコースまでさまざまだ。
■食いまくれ!A7472
シルバーウィーク限定コースのトップバッターはコース番号「A7472」だ。3食付で満腹。ローストビーフ丼・寿司食べ放題・浅草の天麩羅という夢のグルメコースだ。空腹参加が望まれるのかもしれない。
本ツアーの設定日は2026年9月20日~22の毎日で、ツアー料金は大人1名13980円。食事は一度に食べさせるようなケチなことは言わない。朝・昼・夜で人気グルメを堪能させる手はずだ。この食事をメインにしたコースだが、ちゃんと3種類をゆっくり食べさせてくれるのがありがたい。
コース概要としては、築地・豊洲・浅草観光も付いた、食べて巡って大満足の1日と銘打っており、食事だけではなく定番の観光もぬかりなく押さえた。実際問題としては、観光ですコスは動かないと次が食べられないだろうから、ちゃんと観光も楽しんだ方が良い。
東京駅丸の内南口0900発で、銀座でローストビーフ丼の朝食、昼は西銀座でオーダー方式で寿司食べ放題、夜は浅草で江戸前天麩羅の夕食。食事の間に観光が入る形だ。東京駅には1840到着予定である。
■艦船マニアは集まれ!R7722
艦船マニアはぜひ参加したいのが「横須賀ダイジェスト」R7722コースである。設定日は、2026年9月20日~22日の毎日で、ツアー料金は大人1名11500円。横須賀で護衛艦や潜水艦を間近で見学する。海軍港として発展してきた横須賀を満喫するツアーである。
東京駅丸の内南口0910発で、YOKOSUKA軍港めぐりのクルーズが45分間ある。海上自衛隊の艦船に限らず米海軍の艦船も間近で見学できるチャンスだ。昼食は横須賀の漁師料理で刺身の定食が提供される。
記念艦「三笠」の見学も入っている。これは日本海軍の戦艦三笠で、日本海海戦での連合艦隊旗艦である。旗艦とは司令官が乗艦している艦船のことで、当時は連合艦隊司令長官東郷平八郎海軍大将が乗艦していたことで有名である。本艦が記念艦になった経緯はガイドの説明あるいは現地で説明があるかもしれないので割愛する。
よこすかポートマーケットでのお土産購入時間も設けられており、東京駅着は1700の予定である。海上移動があるので、帽子を着用する場合は顎紐の付いたもので海風に飛ばされないように注意したい。


