フリードの先祖的モデルといえばホンダ モビリオ。そのアウトドア思考のモビリオスパイクにちょい乗りしたら「!!」な仕上がりに感動。ステアシフトといい、クルマの完成度といい、今こそこんなクルマだよ、求めているのは。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、ホンダ
【画像ギャラリー】高級車じゃんこれ!! モビリオスパイクに当時のクラウンと似た装備が!!!!(7枚)画像ギャラリー「世界一価値の高い”スモール”ミニバンを。」を掲げて
ちょうどいいサイズのフリードが席巻しているが、その先祖的モデルがモビリオである。フリードと同じく5ナンバーサイズであるものの、頭上高といい、足もとスペースといい広い。全長4.055mとは思えない見事すぎるパッケージングなのだ。
ちなみに現行フィットの全長は3.995mなので、ほぼフィットサイズ!! それだけコンパクト!!
フリードスパイクはその派生モデルである。3列目シートのモビリオに対し、こちらは2列仕様のみで、アウトドア層がターゲットであった。ラゲッジスペースの小物入れなど、まさに使う人の心を鷲掴みにしてくれる仕上がりだったのだ。
1.5L VTECの楽しい走りにユニークな運転席!?
街中で見る機会もすっかり減ってきたが、これに改めて乗ると感心しきり。上級グレードに装備されていたステアシフトがまたいいのだ。
現在はパドルシフトに姿を変えているが、今のステアリングスイッチが配置されている部分に設置される。初代ハリアーなどもこのタイプであったが、これ実際に使ってみると絶妙な位置だったことがわかる。
多くのパドルシフト装着車はエンジン回転数が上がると自動的に次のギアにチェンジするモデルが多いが、モビリオスパイクは極限までエンジンを回せるのだ。しかもそのサウンドときたら心地いいのなんのって。
まもなく10万キロを超える個体だったが、エンジンも申し分ない状態。しかも内装のやれ感もかなり少ないのだった。
個人的にもっともグッと来たのはパーキングブレーキのリリース操作である。
発進時、恥ずかしながらなかなか解除できなかったのだが、よくみるとステアリング左付近にリリースの文字が。そう、かつてのクラウンやセドリック/グロリアを彷彿とさせる解除レバーを操作するのだった。もはや高級車の域!!!
考えてみればこの方式、当時のホンダ車に多かったのだ2代目ステップワゴンや初代ストリーム、そしてモビリオシリーズである。
モビリオスパイクのDNAはフリードクロスターへ!
ちなみにこのモビリオスパイクはアウトドアシーンでの活躍を想定しており、後席を倒せば1045Lという巨大ラゲッジルームが備わる。ご覧の通り、超スクエアボディのため荷物がかなり載せられるのだ。
それにしてもこのモビリオスパイク、134万9000円スタートという衝撃のプライスであった。時代が違うのはもちろんだが、この完成度でこのお値段というのがお見事すぎる。
ご存じの通り、初代フリードにフリードスパイクがあり、現在は3代目フリードクロスターが受け継いでいる。ともあれ、この価格帯でこんな使い勝手バツグンのクルマをぜひもう一度!!!
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