次期エクストレイルは2028年後半に登場か!?
冒頭で触れたように、2026年秋の登場と明かされている米国の新型ローグですが、日本のエクストレイルについてはまだなにも情報がありません。
ただ、2026年上半期のエクストレイルの登録台数は1万787台と、スバル「フォレスター」の1万3415台、トヨタ「RAV4」の2万9222台、「ハリアー」の2万5790台、マツダ「CX-5」の1万6988台を下回っています。日産としては早い段階で次期型へ切り替え、競争力を高めたいところでしょうが、現行エクストレイルは2025年8月にフロントフェイスの変更を伴うマイナーチェンジを受けたばかりです。商品サイクルを考慮すると、次期型の登場は2028年後半になると筆者は予想しています。
価格については、現行エクストレイルが、2WDの「X」で409万2000円、4WDの「X e-4ORCE」で438万9000円であるのに対し、フォレスターのストロングハイブリッドはAWDのみで、もっとも安い「X-BREAK S:HEV」が437万8000円、新型RAV4のハイブリッドもE-Fourのみで、廉価グレードの「Adventure」が450万円です(価格はすべて税込)。
エクストレイルは2WDの「X」なら、フォレスターより28万6000円、RAV4より40万8000円安く購入できますが、4WD同士では、「X e-4ORCE」はフォレスターより1万1000円高く、RAV4との差も11万1000円にとどまります。2026年9月の一部仕様変更で廉価な「S」が廃止されたこともあり、価格面で大きな優位性があるとはいえず、次期型では商品力を高めながら、400万円台前半から購入できる価格設定を維持できるかが、巻き返しの鍵となるでしょう。
エクストレイルとローグは、日産の屋台骨となるグローバル・コアモデルであり、同社の今後の立て直しを担う最重要モデルです。第3世代e-POWERによる燃費や静粛性の向上はもちろん、デザイン、室内空間、使い勝手、先進運転支援機能まで含めて、ライバルに対抗できる高い商品力が求められます。日産の再出発を支える次期エクストレイルが、どのような一台に仕上がるのか、大いに期待したいです。
【画像ギャラリー】次期型は第3世代e-POWERでさらに進化!! 日産「エクストレイル」(32枚)画像ギャラリー
































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