コロナ禍に影響を受ける世界のモーターショー事情


■タイ 会場内で新車販売熱心でトレード色が目立っている

モーターエキスポは年末の開催となる予定。バンコクモーターショーは今年の開催はなく、来年3月から開催予定だ

 首都バンコクでもいくつかのオートショーが開催されているのだが、そのなかで代表的なのが、毎年3月末に開催される“バンコクモーターショー”と、12月に開催される“モーターエキスポ(バンコクモーターエキスポ)”が2大オートショーといっていだろう。

 バンコクモーターショーは2020年には開催されず、次回は2021年3月22日から4月4日に開催予定。モーターエキスポは2020年12月2日から13日開催予定となっている。

 両方とも会場はバンコク郊外のインパクトアリーナとなり、日本メーカーの存在が圧倒的に強いショーとなっている。商談スペースが広く取られ、一般公開日には多数のセールスマンがブースに詰めて新車の販売促進活動を行っている。

 ほほ笑みの国らしく、コンパニオンのお姉さんの素敵な笑顔もタイのオートショーでは楽しみのひとつである。

■インドネシア いまでは春と夏に国際規模のショーが年2回開催される

インドネシアで開催される2つのモーターショーは、2020年はどちらも中止となった

 2015年、それまでジャカルタ市内で開催されていたIIMS(インドネシア国際モーターショー)のほかに、ジャカルタ郊外タンゲランに新たにできたコンベンション施設でGIIAS(ガイキンド インドネシア国際オートショー)が開催されるようになった。

 2015年は夏のほぼ同時期に開催されたが、その後は春にIIMS、夏にGIIASが開催され、国際規模のオートショーがジャカルタ地域で年2回開催されるようになっている。

 インドネシアでは、国内での日本車は90%台後半と圧倒的な販売シェアを誇っている。ショー会場でも日本のメーカーがかなりの展示面積を持っており、日本車抜きではショーが成立しないといっていい状況となっている。

 IIMSとGIIASはともに2020年は開催中止となり、IIMSは2021年2月18日から28日、GIIASについては2021年はいまのところ開催未定となっている

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