ミツオカ初のSUV その名も「バディ」登場 RAV4が超アメ車テイストに!? 

ミツオカ初のSUV その名も「バディ」登場 RAV4が超アメ車テイストに!? 

 光岡自動車は、2020年11月26日にアンヴェールを予定している新型SUV「バディ」の外装やスペックを公式ウェブサイトで公開した。

 新たに登場する「Buddy(バディ)」は、同社としても初となるSUVモデルで、ハイブリッド車とガソリン車の2仕様を用意するという。

 今回は、そのルックスで登場前から注目を集めているSUV「バディ」について、どのようなクルマなのか今わかっている情報から紹介していきたい。

文/大音安弘
写真/MITSUOKA、CHEVROLET

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■独創的なクルマを生み出し続ける日本で10番目の自動車メーカー

 2019年にアメ車ライクなオープンカー「ロックスター」の発売で大きな脚光を集めた光岡自動車が、2020年10月29日に新型SUV「Buddy(バディ)」のデザインを初公開し、大きな話題となっている。Buddyは、光岡自動車初となるSUVで、2020年11月26日の正式発表が予定。現時点ではデザインおよび基本的なスペックが公表されている。

ミツオカが投入する新型SUV「バディ」。オープンカー「ロックスター」で脚光を浴びたアメ車ライクなデザインを再び取り入れた
ミツオカが投入する新型SUV「バディ」。オープンカー「ロックスター」で脚光を浴びたアメ車ライクなデザインを再び取り入れた
バディのリアデザイン。先行予約受付の開始は、正式発表される2020年11月26日からの予定だ
バディのリアデザイン。先行予約受付の開始は、正式発表される2020年11月26日からの予定だ

 まず光岡自動車について簡単に紹介すると、市販車をベースにオリジナルデザインの架装を施したカスタムカーの開発・製造・販売を行う小さな自動車メーカーだ。現在は、光岡車はカスタムカーを基本とするが、1994年の独自設計のオリジナルスポーツカー「ゼロワン」の発売で、10番目となる日本の自動車メーカーとして認可されている。近年の作品では、2007年発売のスーパーカー「大蛇(オロチ)」が有名だ。

2014年に惜しまれながらも生産を終了した「オロチ」。ホンダ NSXをベースとしたモデルは2001年の東京モーターショーで初お目見え。観客を度肝を抜き、その後2006年に市販化された
2014年に惜しまれながらも生産を終了した「オロチ」。ホンダ NSXをベースとしたモデルは2001年の東京モーターショーで初お目見え。観客を度肝を抜き、その後2006年に市販化された

 そんな光岡自動車の主力は、往年の名車にインスピレートを受けたデザインを現代車に施したパイクカーシリーズだ。同社を代表するパイクカーが、日産マーチをベースとした「ビュート」。往年のジャガーマークIIのデザインをモチーフとしたコンパクトセダンとして1993年に初代を発売。以来、光岡車の中心として、歴代マーチをベースに3世代が展開している。

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