■クルマであってクルマでない? テスラの“製品”
この件に限らず、テスラは自動車という商品と一線を画す。
普通のクルマなら不具合出たらディーラーに行けば対応してくれる。けれど、テスラにはクルマを持ち込めるディーラーがほとんどないといってよい。
私もテスラでレースをやっている時、何度かトラブル出たけれど、電話対応しかなく、しかも電話に出るの、怪しい日本語の人だった。
アメリカやヨーロッパ、中国でも同じような意見は少なくない。ただ私のように「怪しいんじゃないか?」と感じる人達を見ていると、ショッピングリストにテスラを載せていないようだ。
だからこそコンシューマー・レポートの評価だって厳しい。フリーズしたり、壊れても「あ~あ」で済むパソコンのようなレベルなんだと思う。
中古車を買った人は、最初に買った人が付けたオプションを引き継げないといった話も出てくるなど(テスラは機能を遠隔アップロードできるため、オーナー変わったらソフトで対応しているオプションを消してしまう)、今までのクルマと違う対応も目立つ。
今後もテスラのポジションや企業姿勢は変わらないだろう。
テスラがどうなろうと関心ないけれど、クルマという社会性を考えるなら、安全対策だけキッチリ行って欲しいと強く願う。
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