輸入車に乗ると、誰もが一度は間違えるのが、ウインカーとワイパーの操作でしょう。筆者も度々やらかします。特に、メルセデス・ベンツのクルマは、右側のレバーがシフトノブになっているため、ウインカーを出そうとしてシフトを操作してしまい、冷や汗をかくことも。
ウインカーの位置は、日本で売られている日本車はJIS(日本産業規格)に準拠し、「右ハンドル・右ウインカー」を採用しています。
対して海外メーカーでは、ISO(国際標準化機構)の、「ハンドル位置に関わらず、ウインカーは左側」の規格に従っており、日本で売られている右ハンドル仕様の輸入車も、ほぼ左ウインカーとなっています。
左側通行の日本にあわせて、ハンドルの位置は右にしてくれているのに、ウインカーは右のまま。なぜこのようなことになっているのでしょうか。
文/吉川賢一、写真/Daimler、AdobeStock
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