販売不振、生産終了… 数奇な運命を辿った「サブネーム」のクルマたち23選


■消滅契機となったサブネーム

 バイオレットは4代目モデルで上級化したブルーバードの3代目モデル(誉れ高き510型)の後継車的存在として1973年に登場。

 1981年にFF化された3代目モデルでバイオレットリベルタになったものの、翌1982年にリベルタビラを後継車に消滅。

日産バイオレットリベルタ…日産のスポーツセダンのバイオレットはリベルタ、パルサーハッチバックはセリエ、CR-Xはデルソルのサブネームが冠せられた後に消滅。特にCR-Xの変貌ぶりには落胆

 パルサーは5代目のハッチバックにセリエのサブネームが付いたのだが、5代目でパルサー自体が消滅してしまった。

日産 パルサーセリエ

 CR-Xもタルガトップ(電動と手動)となった3代目モデルでデルソルのサブネームが加わったものの、1990年代後半にホンダが2ドア車を整理したこともあり、CR-X自体が絶版となった。

ホンダ CR-Xデルソル

■独立するも消滅のサブネーム

 コロナはかつてBC戦争と呼ばれた激闘を繰り広げた時代も含め、ブルーバードと双璧をなす存在だった。

 コロナは1996年登場の11代目でプレミオのサブネームが付き、2001年登場のコロナ時代から数えると12代目で「心機一転」とプレミオの車名となったが、現行型13代目を最後に2021年3月にて生産終了となる。

トヨタ コロナプレミオ…トヨタのビッグネームのコロナにサブネームが冠せられたのは11代目。存在感の薄くなったコロナに高級感を与えるための戦略だったが奏功せず
トヨタ プレミオ…コロナから通算12代目(2001年)でついにコロナの車名を廃止してプレミオとして独立。現行がプレミオの2代目だが、2021年3月に生産終了

 前述のプレーリーのライバル車だった時期もあるシャリオは1997年登場の3代目でボディサイズを含め車格が上がったのもあり、グランディスのサブネームが付いた。

 2003年登場のシャリオ時代から数えて4代目ではシャリオが外れたグランディスとなったが、2009年に絶版となった。

三菱 シャリオグランディス…ミニバンブームで存在感を示したが、サブネーム効果はあまりなかった!? 
三菱 グランディス…独立車種となるもミニバンブームの衰退で苦戦を強いられてモデル消滅

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