電動化時代まであと9年 今安くて楽しいHVを買うならどのクルマ?

電動化時代まであと9年 今安くて楽しいHVを買うならどのクルマ?

 日本でも、クルマの電動化がいよいよ避けられなくなった。政府は2035年までに、東京都は2030年までに、新車販売を電動車に限る方針を示している。

 ただ日本の場合、「電動車」にハイブリッドカーが含まれるのが特徴だ。CO2排出量ゼロまでは求めず、日本発の技術であるハイブリッドを温存する。

 今後、バッテリー革命によって、EVの性能向上や低価格化が劇的に進行すれば、実力でEVのひとり天下となり、自然淘汰的にハイブリッドが消滅する可能性もあるが、日本の場合、地勢的な制約が大きく、2030年代半ばまでに、発電のカーボンフリー化をどこまで進められるか、壮絶な難題だ。

 現状では、生産から廃棄まで、いわゆるウェル・トゥ・ホイールでのCO2排出量を計算すると、EVとハイブリッドは僅差。ハイブリッド温存策は、日本にとっては当面は正しい政策だろう。

 というわけで、純ガソリン車と純ディーゼル車は近い将来新車では買えなくなっても、ハイブリッドカーは大丈夫だ。

 だからといって、今からハイブリッドカーに乗っておく必要もないんですが、今新車で買えるハイブリッドカーで、安くて楽しいクルマはどれなのか? それを選定して楽しんでみようではありませんか!

文/清水草一
写真/ベストカー編集部、ベストカーweb編集部、トヨタ、日産、ホンダ、三菱

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