ノート、フィットなど素性のいい国産車でスポーツモデルをつくるなら??

■カローラツーリングは2.5HVに換装&E-Fourで4WDスポーツワゴンに!

写真は500台限定で昨年発売されたカローラツーリング「2000 Limited」。このサイズ感がスポーツ向き。2.5HVならさらにスポーティになる!?
写真は500台限定で昨年発売されたカローラツーリング「2000 Limited」。このサイズ感がスポーツ向き。2.5HVならさらにスポーティになる!?

 次にカローラツーリング。ワゴンとしてスポーティなサイズ感がジャスト!こちらもやはりエンジンに手を付ける。ハイブリッドモデルは燃費も良くて扱いやすいがパンチに欠ける。

 そこでカムリに搭載される2.5Lハイブリッドに換装。それもリアモーターを持つAWDのE-Fourだ。このハイブリッドは加速も良いが燃費も笑顔の優れもの。

 リアにバルクヘッド(隔壁)を持たないワゴンタイプは段ボール箱の蓋を開けたような構造。ゆえにボディ剛性の最適化を図ってこちらもフレキシブルドロースティフナーを装着。金属ボディは必ずしなるから、ダンピングさせることが重要なのだ。

 さらにTRD製メンバーブレースセット。ダンパー&スプリングは15mmローダウンパーツをTRDで開発。タイヤ&ホイールもTRDの18×7.5J/215 40ZR18。タイヤとフェンダー面一(つらいち)。エアロもTRDで固めてみよう。

 これならかなりスポーティに楽しめるハイブリッド・フライングワゴンが出来上がる。そうそうフロントシートはカローラスポーツのバケットタイプを装着しよう。コレ重要!

■RS消滅の新型フィットはクロスターベースで1.5ターボ搭載!

あえてベースはクロスターというのが松田氏のポイント。RSなき今、元気のいいフィットがほしい!
あえてベースはクロスターというのが松田氏のポイント。RSなき今、元気のいいフィットがほしい!

 続いてフィットだ。ハイブリッドではなくコンベンショナルなガソリンエンジンモデルをベースにしよう。やはりエンジンのホンダ。菅首相の2035年ガソリン車売らない宣言を引っ込めさせるような楽しいオンリーガソリンモデルである。

 ベース車両はSUVのCROSSTAR。フィットはサスペンションをしっかりと動かしてコーナリングするタイプ。最近のプジョー&シトロエン等にも共通する躍動感の高いサスペンションフィールのスポーツハンドリング。ならライドハイトの高いSUVがうってつけだ。

 そこでエンジンはシビックにも搭載される最新の1.5L直噴ターボに換装。トランスミッションはもちろん6速MT。しかもこのパワーをFFだけではトゥーマッチなのでAWDだ。サスペンションとエアロはホンダアクセスで真面目に開発してほしいのである。

 ローダウンはしない! しっかりとホイールトラベルのあるサスペンションで運転が楽しいガソリンSUVにしたい。

■新型ノートはオーテックベースでマーチ・ボレロの手法を!

写真は新型ノートオーテック。いずれNISMOがあるとはいえ、上質なオーテックベースでハイパワー仕様が出たら魅力的になること請け合い
写真は新型ノートオーテック。いずれNISMOがあるとはいえ、上質なオーテックベースでハイパワー仕様が出たら魅力的になること請け合い

 日産ノートはね、ニスモバージョンがあるので心配ご無用なんだけど、ボクはオーテックバージョンに期待したい。30台限定販売だったマーチ・ボレロA30の設計手法で新型ノートe-Powerをスポーツモデルに仕立ててほしいのだ。

 ノートe-Powerのモーターはリーフと共用なので、電気のマジックでいくらでもパワーは出せるはず。もちろんバッテリーやインバーターの性能アップは必須だろうし、そのパワーを受け止めるにはボレロA30で行った約90mmのワイドトレッド化はトラクション的にもルックス的にも萌えるスポーツになるはず!

■マツダ3は2.5ターボで東洋一のホットハッチに!

写真は2020年の東京オートサロンに出展されたMAZDA3 MOTORSPORTS CONCEPT。マツダ3のパワーユニットは1.5&2.0Lガソリン、1.8Lディーゼル、SKYACTIV-X。パワフルなエンジンがあればさらに魅力が増す?
写真は2020年の東京オートサロンに出展されたMAZDA3 MOTORSPORTS CONCEPT。マツダ3のパワーユニットは1.5&2.0Lガソリン、1.8Lディーゼル、SKYACTIV-X。パワフルなエンジンがあればさらに魅力が増す?

 最後はマツダ3。もっとワイドなブリスター感アゲアゲのシルエットにしたいね。このデザインは低くワイドが映える。

 パワーソースは2.5Lターボでしょ! CX-5やCX-8に搭載されてるヤツ。このエンジン下から上までバツグンのレスポンスとパワー。特に高回転域の抜け感がたまらない。目指すは東洋一の、いや世界一のホットハッチ。

 もともとハンドリングが素直なクルマだから、ローダウンでしっとりと重みのあるステアリングフィールに仕立てる。そのためにはホイールのインチアップとタイヤの扁平化もキモ。

 自社ブランドにマツダスピードもあるがオートエグゼなど、アフターブランドを横断的に採用するなどマルチな混血スポーツにすると超ニッチなスポーツが出来上がりそうだ。

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