「2030年代半ばには(日本国内の)すべての新車をハイブリッド車(HV)か電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)にする方向で調整中」との報道から、2か月。世界的には「脱エンジン」の流れにある中で、日本ではハイブリッド車は守られる流れにあり、多少ほっとしたところではある。
しかし、もし世界的の潮流に合わせて「脱エンジン」をしなければならなくなったとき、「すべての新車」という部分で最も厳しいのは、おそらく「軽トラ」だ。
日本の物流を支えている小さな力持ち、軽トラ。軽トラのEVは登場するのだろうか。考えてみようと思う。
文/吉川賢一
写真/SUZUKI、DAIHATSU、HONDA、MITSUBISHI、TOYOTA
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