「80点主義」とは正反対!?トヨタらしくない尖った車 5選


■C-HR/2013~

攻めたデザインでSUVをスポーツカー化させたC-HR。後方視界をある程度犠牲にしてデザイン性を優先させた

 現行型でトヨタらしくないのはC-HRだ。外観は攻めたデザインで、C-HRコンセプト(モーターショーのコンセプトカー)をそのまま市販化した印象を受ける。未来的なデザインで、SUVのカッコ良さも明確に表現した。

 その替わりに後方視界は劣悪だ。試しに駐車スペースに車両の前側から入り、後退しながら出てみたが、率直にいって怖かった。後ろを振り返っても、ほとんど何も見えない。カーナビ画面に後方の様子を表示する機能を備わるが、見える範囲は限られるから、目視と併用しないと不安だ。

 開発者にトヨタの社内的な視界の基準がどうなっているのか尋ねると「C-HRはギリギリでクリアできた」とのこと。いろいろな意味でトヨタらしくないクルマだ。

 しかし、このような個性的な車種があるから、トヨタに関心が集まり、主力車種が売れ行きを伸ばせた。その結果、小型/普通車で51%のシェアを獲得している。いつの時代でも、トヨタらしくないクルマが、トヨタのブランドイメージを高めているのだ。

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