電動パワーステアリング(EPS)が最初に登場したのは、いまからおよそ30年前。
しかし、20年ほど前までは、まだ油圧式パワーステアリングが主流であり、電動パワーステアリングが浸透するまでには少し時間がかかった。
特に操舵感が重要な高級車においては、つい10年ほど前まで、油圧式が採用されていた。
当時は操舵フィーリングがスムーズでなく違和感があったからだ。
現在では、ほとんどのクルマに電動パワーステアリングが採用されているが、操舵フィールに不満を感じないレベルにまで進化してきている。
そこで、最新の電動パワーステアリングは油圧式に完全に追いついたのだろうか? モータージャーナリストの吉川賢一氏が解説する。
文/吉川賢一、写真/ベストカー編集部、トヨタ、スバル、スズキ、ジェイテクト
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