プレミオ&アリオン生産終了へ 名門セダンコロナとカリーナの光と影

【番外コラム】コロナ&カリーナの派生車トピック

●1600GT

 3代目コロナ2ドアハードトップをベースにコロナ用1.6L OHVをヤマハと共同開発してDOHC化して搭載。ボディ、サスペンション、ブレーキなども強化。

 トヨタRTXの名前でレースに投入されていたプロトタイプの市販モデルで、あえてコロナの名は冠せず1600GTと名乗った。

1600GT…コロナを冠せず「1600GT」という特別な名前が与えられ、レースでも大活躍
1600GT…コロナを冠せず「1600GT」という特別な名前が与えられ、レースでも大活躍

●コロナマークII

 コロナとクラウンの間に位置するモデルとして’68年にデビューしたのがコロナマークIIで、トヨタの主力に君臨。

 正式にトヨタマークIIに変更されたのは、ハイソカーブームの主役だった1984年デビューの5代目と、意外にコロナマークII時代は長かった。

 そのコロナマークIIも2004年にマークXと車名変更し、2019年かぎりで消滅。

コロナマークII…ユーザーの高級志向の高まりに合わせて登場したのがコロナマークⅡだった
コロナマークII…ユーザーの高級志向の高まりに合わせて登場したのがコロナマークⅡだった

●カリーナED&コロナEXiV

 カリーナ2ドアに代わるモデルは背の低いスタイリッシュな4ドアハードトップとしてデビュー。若者のハートをつかみ、当時の日本を席巻するほどの人気となった。

 カリーナEDは合計3世代、2代目ではコロナEXiVが兄弟車として加わり、EXiVは全日本ツーリングカー選手権(JTCC)でも活躍。

カリーナED…カリーナEDは背の低い4ドアハードトップブームの火付け役として大ヒット
カリーナED…カリーナEDは背の低い4ドアハードトップブームの火付け役として大ヒット
コロナEXiV…カリーナEDの2代、3代目と兄弟車となるコロナEXiVはレースで活躍
コロナEXiV…カリーナEDの2代、3代目と兄弟車となるコロナEXiVはレースで活躍

【画像ギャラリー】コロナ・プレミオ13代&カリーナ・アリオン9代の系譜をギャラリーでチェック!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!