さすがに日本じゃデカすぎ!? 魅惑の海外専売超大型SUV&ミニバン 5選

さすがに日本じゃデカすぎ!? 魅惑の海外専売超大型SUV&ミニバン 5選

 日本では売っていない日本車には、魅力あるモデルが多数ある。

 海外専売の日本車には、日本での使用を考えると大き過ぎるモデルが多いことも事実だが、そのサイズを除けば、クルマそのものは魅力的なモデルも多い。

 本稿では、そんな「日本には大き過ぎるけれど、それでも魅力的な日本車の海外専売超大型SUVとミニバン」をピックアップしてみたい。

文/永田恵一 写真/TOYOTA、NISSAN、SUBARU、MAZDA

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■トヨタ シエナ

トヨタ シエナ/全長5174mm×全幅1994mm×全高1770mm、ホイールベース3061mm、価格3万4460ドル(約378万円)から

 シエナは1997年に初代エスティマの後継車として登場して以来、主に北米向けとなるFF(前輪駆動)乗用車ベースのラージミニバンというポジションを一貫しているモデルで、2020年に登場した現行型で4代目モデルとなる。

 現行シエナは、カムリやRAV4などに採用されているTNGA-Kプラットホームを使ったモデルで、エクステリアは日本の新幹線をイメージしたも。

 7人乗りと8人乗りを設定しており、大きなボディサイズは、7人乗り2列目の大きなキャプテンシート、8人乗りの2列目&3列目のベンチシートに3人が余裕を持って座れるといった、横方向のユッタリ感という点で、日本で販売されるミニバンにはない魅力につながっている。

 パワートレーンは、2.5Lハイブリッド(FFと4WDを設定)のみだが、アルファード/ヴェルファイアハイブリッド同様にセンターコンソールに置かれる駆動用バッテリーの容量を大型化しており、駆動用バッテリーの大型化により燃費と動力性能を同時に向上させている点も注目したいポイントだ。

 日本車のミニバン市場はアルファード&ヴェルファイアという鉄板的存在があるが、それでもシエナのそれほど高くない全高も貢献している走りのよさやユッタリとしたキャビンに魅力を感じる層も一定数いるのではないだろうか。

■トヨタ ハイランダー

トヨタ ハイランダー/全長4950mm×全幅1930mm×全高1730mm、価格:3万4910ドル(約383万円)から

 日本でも初代モデルがクルーガーの車名で販売されたことがあるハイランダーは、TNGA-Kプラットホームを使った歴代3列シート車となるラージSUVだ。そのため現行ハイランダーはRAV4を大型化して3列目シート化したモデルと考えても間違いではない。

 日本では初代モデルだけで絶版となったハイランダーだが、世界的に見ると北米、中国、オセアニアに加え今年から欧州にも投入されており、2020年のトヨタ車販売ランキングでは6位にランクインしているトヨタにとっては重要な1台でもある。

 現行型で4代目モデルとなるハイランダーの北米仕様に設定されるパワートレーンは3.5L・V6+8速ATと2.5Lハイブリッドの2つ(それぞれにFFと4WDを設定)で、特にハイブリッドはシエナと同じ駆動用バッテリー容量を大型化し、燃費と動力性能を同時に向上したものだ。

 北米仕様には7人乗りと8人乗りが設定されるハイランダーは、確かに日本で使うには全幅が大きいものの、全長はそれほどでもないこともあり、マツダ CX-8が火付け役となり拡大している日本の3列目シートSUV市場への投入を検討する価値のあるモデルではないだろうか。

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