■ビートを奏でる個性的なエンジン音
●スバル アルシオーネSVX(1991年登場)
スバルは、上質なフラット6DOHCエンジンを積む4WDグランドツアラーのアルシオーネSVXが衝撃の1台だ。
これからの時代、6気筒エンジンは少数派になるが、ボクサー6は絶滅危惧種。
この心躍る回転フィールは、自然吸気の純エンジンだけが持つ快感である。
VTD式フルタイム4WDも操る楽しさをスポイルしていない秀逸な味つけだ。
●三菱 第3世代ランサーエボリューション(2001年登場)
三菱で衝撃的だったのは、2Lの排気量のなかで最高のパフォーマンスを目指して送り出されたランサーエボリューションである。
定期的に進化を続けていったが、アッパレだったのは4G63型DOHCターボだ。
ランエボIXまで使用され、第3世代では6速MTも登場する。電子制御システムを積極的に用い、自慢のハンドリングにも磨きをかけた。
●スズキ フロンテクーペ(1971年登場)
スズキは2サイクル3気筒の小気味よいパワーフィールが光るフロンテクーペだ。
瞬発力は鋭いし、ビートを奏でる個性的なエンジン音と独特の香りにも惹かれる。
二度と出てこない不世出のマイクロスポーツだ。
●ダイハツ 3代目シャレードGTti(1987年登場)
ダイハツは、3代目シャレードのホットハッチとして送り出されたGTtiにシビれた。
1Lの直3DOHCインタークーラーターボはパンチがあり、軽量ボディで痛快な加速を見せてくれた。
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