ああ懐かしきハイパワーワゴンの時代と代表車6選


■トヨタカルディナGT-FOUR

トヨタカルディナGT-FOUR
トヨタカルディナGT-FOUR

カリーナサーフの後継として誕生したカジュアルなステーションワゴンのカルディナは、レガシィのスポーツ性能を意識し、初代の後期型では、セリカのスポーツツインカムを搭載したTZ-Gを投入するが、ハイパワーワゴンの土俵に乗るのは、1997年登場の2代目からだ。

セリカGT-FOUR同様の3S-GTE型2.0L4気筒ターボと4WDを組み合わせた「GT-T」を設定。ボンネットにインタークーラー用のエアインテークが設けられるなど、見た目からも差別化。まさにカルディナGT-FOURと呼ぶべき存在で、パワーもレガシィを意識してか、セリカを5ps上回る260psを発揮。5速MTも選択できた。

その方向性を極めた3代目では、設計段階からよりスポーツ性能を意識。ターボモデルは名称をずばりGT-FOURへと進化。ニュルの名を冠したGT-FOUR Nエディションも設定され、専用ものチューブダンパー、パフォーマンスロッド、レカロシート、スポーツABS、トルセンLSDなどを標準化。唯一4速ATのみだったのが、惜しいところ。

この異色のレガシィイーターは、残念ながら3代目で生産を終了してしまった。

■三菱RVR スポーツギア

三菱RVRスポーツギア
三菱RVRスポーツギア

一見RV色が強く、ハイパワーワゴンとは無関係に思えるRVRだが、高性能モデルが存在した。それがギャランVR-4やランエボにも搭載される4G63型2.0L直列4気筒ターボエンジンを持つモデルだ。

初代の性能は5速MTで230ps、4速ATで220psを発揮。RV色の強いX3に加え、スポーティなスポーツギアシリーズにも、エアロ付きワイドボディの「スーパースポーツギア」や大胆なスライディングルーフ付き「スーパーオープンギア」を設定。

モデル後半には、よりスポーティなフォルムを纏い、大胆にも前置き大型インタークーラーを採用するなど性能強化が図られた「ハイパースポーツギアR」も登場した。

こちらは250ps仕様と派手なエアロが特徴で、まさにランエボのいとこのような存在であった。この後席ロングスライドシート機構を持つユニークなスポーツワゴンは、1997年にスタイリッシュなフォルムの2代目へと進化。こちらにも250ps仕様ターボを搭載するスポーツギアX3が用意されたが、初代のような輝きはなかった。

次ページは : ■日産ステージア オーテックバージョン260RS